今回は、「リビング学習を選んだ経緯とたくさんのメリット」についてです。
こんな人におすすめ
こんな人におすすめの内容です。
- 来年小学生に入学するお子さんをお持ちの方
- 現在幼稚園のお子さんがいて、子供用学習机の購入を検討している方
- 間取りの問題で子供用学習机の購入が難しく悩んでいる方
「リビング学習」か、「子供用学習机」か
周囲は意外と子供用学習机を購入していた!
現在小学校1年生の子供がいます。
小学校入学準備の2大看板は
「ランドセル」と「子供用学習机」ですよね。
ランドセルの検討から購入にいたる経緯は、こちらのブログで紹介していますのでどうぞ!
子供用学習机に関しては、まず同じマンションのママさんたちにリサーチしました。
結果…半数以上が学習机を購入していました。
学習机の置き場所も、小学校入学を機に個室を用意して置いているようでした。

意外と昔ながらのスタイルが人気なんだな〜
「リビング学習」って、思ったより浸透していないのかな?
正直、想像以上に皆さん学習机を購入していて驚きました。
近年は「リビング学習」という言葉をよく聞きますよね。
- 「リビング学習」とは、リビングに勉強机を置いたり、リビングテーブルで勉強をするスタイルのこと
- 多少生活音や人の気配がある中で勉強をするほうが、集中出来る
- 学習机が無いという制約の中でも学習習慣がつく
- 分からない問いや質問があれば、子供はすぐ親に聞けるので親への信頼感が増す
- 子供の勉強の進捗状況や、集中力の有無などが把握しやすいなどの親のメリットもある
よく書籍やテレビでもこの言葉を聞いていたので、もっとリビング学習はが多いと思っていました。
でも、結果は従来の「個室で学習机で勉強スタイル」が多かったのです。
ママさんたちに理由を聞いてみると、以下の返答が多かったです。

- 早いうちから個室で勉強するスタイルに慣れてほしいから
- リビングで宿題や勉強をされると、テーブルが片付かないので困るから
- 親も忙しく、お互いに距離感を保って過ごしたいから
どの理由も現実的で納得のいくものでした。
結果…周囲に聞いていくうちにどんどん悩み始めました…(泣)
現在3LDKのマンション、今後転勤で引っ越しの可能性がある
「リビング学習」と「子供用学習机での学習」で悩んでいたのは、他にも理由があります。

我が家は転勤族!
だいたい3年周期に異動があり、転居を伴う事が多いです
今の間取りを前提に出来ないから悩ましい…
今は転勤族用に会社が借りている賃貸マンションに住んでいます。
3LDKで充分な広さがあります。
今の間取りなら子供用学習机は使用可能です。
リビングにも置けますし、子供部屋もすぐに用意できます。
ですがずっとここに住むわけではありません。
新たな転勤先で、どんな間取りのどれ位の広さの住まいになるかは分からないのです。
もともと「持たない暮らし」を実践していますが、それはいつ引っ越しがあってもスムーズに動くため。
今後二人分の子供用学習机を買うと前提すると、転勤先の間取りによっては生活の質が下がり不便になるかもしれないですよね。
勉強に集中できる環境を整えたいけれど、数年後その思いが裏目に出てしまうかも知れない。
う〜ん、本当に悩みました。
転勤族は大変です(汗)
「リビング学習」に決めたよ
子供の性格をよく汲み取って環境を整えよう
悩んだ結果、まずは「リビング学習」にしようと決めました。
子供用学習机も買わず、代わりに普段使っているテーブルをサイズアップすることにしたんです。

うちの子は勉強や宿題をやったらすぐ褒めてもらいたいタイプ!
個室だとかえって集中しないと推測したのでリビング学習に決定!
学習机も買わず、リビングテーブルをサイズアップしてみたよ
子供のタイプをよく観察して決めましょう
リビング学習に決めた1番の理由は、子供の性格です。
勉強中、ものすごく喋るんですよ。
新たに知識を得るのが、楽しくてうれしくてしょうがないみたいです。
勉強してインプットした情報を、すぐに誰かにアウトプットしたくなるタイプのようです。
私が傍について、子供の話を聞きながら見守ることにしました。
近所のママさんたちのお話や転勤族の話は、結局「親目線での理由」でした。
どんな環境であったとしても、最終的に向き合い、考えるべき相手は「子供」だったのに。
こんな大事なことがすっかり抜け落ちてしまっていました。
皆さんも周りの意見や思い込みに惑わされず、ご自身のお子さんの性格をよく見て決めてくださいね。
自宅での勉強環境を整える1番の近道は、親子の絶え間ないコミュニケーションに尽きると思います。
リビングテーブルは今まで正方形だったテーブルを長方形のものに買い替えました。
冬はこたつになるタイプのものです。
120cm×80cmの大きさです。
こたつ布団も買い替えました。
安くてもしっかり厚みがあり、暖かさが逃げません。
丸洗い出来るのも嬉しいポイントです。
リビング学習にしたら、家族全員の自己学習スキルが上がったよ

広いテーブルで毎日勉強も遊びも楽しそう!
驚いたことに、勉強をしている姿を下の子が真似している!
リビング学習のお陰で、2人がお互いに刺激しあっているのがよく分かる
充分な幅のあるテーブルは想像以上に快適でした。
家庭学習に意欲的に取り組んでいます。
計算問題や漢字練習など、ノートやプリントを広げても余裕の広さがあります。
お絵描きや大好きなレゴブロックの制作も、のびのび楽しく取り組んでいるようです。
何よりリビング学習を取り入れて1番良かったのは、きょうだい(小1たれちゃん、年中めしちゃんの2人きょうだい)ともに自己学習力がついてきたこと。
(自己学習とは、自ら課題を設定し、そのための計画をして遂行すること。そのご遂行した課題について再度自ら評価し、考え次の学習につなげようとする一連の行動)
主な変化は以下のとおりです。
2人がそれぞれの時間を思いやり、ライバル視しつつも自ら勉強をしていこうと成長している姿に驚きました。
そしてこの影響は親の私達にも絶大でした。

子供たちが熱心にリビング学習している隣で、親の私たちはダラダラ過ごすなんて出来なくなった!
子供は親を見ているよ!
私も子供の隣で読書をしたり、勉強したりと自己学習のスキルが上がってきた!
リビング学習のお陰で、家族全員の自己学習スキルが日々磨かれているよ!!
リビング学習を選んで良かったとつくづく感じました。
まとめ
今回は、リビング学習を選んだ経緯と、1年間やってみての感想をお伝えしました。
- 周囲は意外と「個室で子供用学習机で勉強」スタイルが多かった
- 転勤族の為、子供の勉強の環境をどう整えていけばいいか悩んだ
- 最終的に「子供の性格」をよく観察することが大切である
- 我が家は「リビング学習」を取り入れた
- 子供用学習机は購入せず、リビングテーブルを大きいものに買い替えた
- リビング学習は大成功で、子供だけでなく親の私達も自己学習スキルが上がった
とりあえず、この1年間はこの環境にして成功だったと思います。
とはいえ、まだ1年生。
これから先、子供が勉強の場所や方法を変えたいと言ってくることもあるでしょう。
親として、いつでも柔軟に対応できるようにしていきたいです。
その為にも、子供の声や様子をよく見ておこうと思います。
また何か変化がありましたら、随時お伝えしていきます。
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