※2023年8月の我が家の様子については最後にお伝えしています。
今回は子供の習い事についてです。
今は習い事をしないと決めたことで、「家庭で子供と過ごす時間がより楽しくなった」経緯についてお話します。
こんな人におすすめの内容です
- 「もう○○歳だから何か習い事をしないといけない」と焦っている方
- 近所や親戚から「まだ何も習わせてないの?」と思われているのではないかと心配な方
- 何に対しても興味を持たない子供に不安を感じている方
- 家庭で子供と一緒に過ごすことに、何故か後ろめたさを感じてしまう方
「習い事は親がさせるものではない」という夫婦の思い
小学校1年生と幼稚園児の子供がいますが、習い事は1つもやっていません。
「習い事は親がさせるものではない」との思いが夫婦であるからです。
- まずはそれぞれ4月から始まった新生活に慣れるのが最優先事項だから
- 「〇〇を習ってみたい!」と言われたことがないから
- 親の私達から「〇〇を習いなさい」と言うのは禁句にしているから
- 子供達が帰宅後、2人で楽しく自宅や公園で遊ぶ姿に日々成長を感じるから

まあ〜、たれめしさん家ったら!
子供に何にも習い事させないなんて教育に無頓着な人ね

まあ、うちの教育にまでお気遣い頂きありがとうございます!
人は人、うちはうちという事で〜
な〜んてやりとりを直接したことはありませんが(笑)
日々、会話の端々にこういう雰囲気を醸しだしてくる方がちらほらいます。
他人の習い事事情を聞きたがる人は一定数いますよね。
同じ位、聞いてもいないのにご自分の家の習い事の苦労話をされる方もいます。
あれ、なんで聞いてくるんですかね。
他の子が何を習っているかなんて、なんにも参考にならないのに。
(ちょこっと愚痴でした…!)
話を戻します。
自分の子供達には
「サッカーの無料体験に行ってみる?」
「スイミングスクールのバスが近くまで来てくれるみたいだからどう?」
などと聞いたことはあります。
でも毎回、
「学校から帰ったら、毎日お母さんとお父さんとお話したいな★」
との返答だったので、私から習い事の話を振るのはやめました。
つくづく感じたのは、気にかけるべきは近所や周りの視線ではないということ。
最も大切なのは、今目の前にいる子供の様子を見守ることだと痛感しました。
勝手に大人が、「小学生になったから」と区切りを付けなくてもいいんです。
本人に学びたい気持ちがあれば、何歳からでもスタート出来ます。
親も子も、おおらかな気持ちで習い事に向き合ってみませんか?

目の前にいるお子さんが、何をいま求めているかに焦点を当てませんか?
子供の「いま」を間近で感じられるのは、双方にとってプライスレス
夫は在宅勤務で家にいるので、毎日15時前には家族が全員揃います。
その環境に、子供達が居心地の良さを感じてくれているのだと改めて実感しました。
帰宅後は家の中で2人一緒に遊んだり別々に読書したりしながら、
「2人でこんな遊びを考えたよ」
「本にこんなことが書いてあったよ」
と私達に話してくれます。
瞳をキラキラさせながら…
「家庭での時間を充実させること」
も、決して軽視してはいけないような気がしました。
何より、私達夫婦がこんなに近くで子どもたちの成長を見守れるんです。
実は何よりも、人生で貴重な時間を過ごしているような気がしました。

家族皆が、今の生活環境に満足しているんだね!

本人たちが習いたい事を見つけるまでじっくり待とう!
との結論に至りました。
子供が熱中出来る環境を作るのは家庭でも可能!
自分の子供に、何か特別な才能や特技があって欲しいと思いますか?
私も少なからずそのような気持ちはあります。
ただ、
「習い事に行く=特別な才能が生まれる」
とは思いません。
私自身の経験から、
「まずは子供自身で熱中出来るものを見つける」
のが優先だと思います。
今は家庭でもたくさんの選択肢を知る事が出来ますよね。
youtubeを有効に使い、「何に興味があるのか」をじっくり探してきました。
特にコロナ禍の現在は、イベントや体験学習も限られているため大変役立ちました。
今の所、幸いにも2人とも室内で出来るものにそれぞれ情熱を傾けています。
なので、親として環境だけは整えました。
上の子は将棋、宇宙、算数、実験、プログラミング
下の子はパラパラ漫画を書くこと、読書
です。
親に時間と気持ちの余裕があると、子供は「子供らしく」いてくれる
子供達は学校で大半のエネルギーを使い果たし、ヘロヘロになって帰ってきます。
体力的にもですが、たくさんの同級生と刺激的な毎日を送っているようで。
学校が面白くて仕方ないようで、帰宅後はその日の出来事を細かく教えてくれます。
話を聞く私も疲れるくらいに…(笑)
「お母さん聞いて!」
「お母さん、今日こんなことがあったよ」
楽しそうに、時には悲しい顔も見せながら。
それぞれ子どもたちの話に耳を傾けるだけで、みるみる安心したような表情になるんです。
その満ち足りた顔を見ていると、これ以上何かを強制的にさせようなんて気になれません。
もう、それぞれ十分に頑張っていると思わせてくれます。
「外で目一杯過ごし、帰宅後は頭と体をクールダウンしながら熱中できる好きなことをして過ごす」
そのルーティンが子供にとって最適であるなら、今はそれを見守ろうと思います。
もしこれからそれぞれ習いたいことが出てきたときには、もちろんすぐに動けるように準備して。
まとめ
子供の性格や個性は本当に様々です。
うちはたまたま今の状態がうまくハマっただけです。
来週になったらサッカー習いに行きたいと言い出すかも知れませんし!
これから先、習い事をするにしてもしないにしても。
子供の思いや望んでいることを汲みとっていけるようにしたい。
決して他人からの視線や評価を気にして習い事はさせないぞ!
と、改めて思いました。
2023年8月の我が家の状況
小2になってプログラミングの道へ前進
さて、前回この記事を書いてからおよそ9ヶ月。
子どもたちの生活に変化がありましたので、ご報告です。
1年生から少しづつプログラミングに興味が出ていた上の子。
2年生になり、いよいよ学びへの欲求が出てきたようです。
現在は放課後自宅でプログラミングを学んでいます。
「スクラッチジュニア」から始まり、
「スクラッチ」
「マイクロビット」
「アワーオブコード」
と、広く挑戦をしています。
まだまだ難易度は低いものばかりですが、まさに「没頭」の言葉がぴったりの生活をしています。
先月からは、ついにプログラミング教室へ通い出しました。
おなじ興味をもつ、世代も性別も超えた仲間たちと過ごす時間が好きなようです。
プログラミングについても、私達夫婦はなるべく見守るだけにしています。
「もっと難しいのをやってごらん」
「たくさんやったほうがいいよ」
と言いたいのをグッとこらえ、楽しい気持ちを削がないように努めています。
これまで見たことのない、集中した表情をみていると、
「いいものと出会えて良かったな」
「本人のやる気を待って良かったな」
と思います。
いつまで興味が続くかはわかりませんが、本人の気持ちをこまめに聞きながら見守りたいと思います。
驚いた!年長の下の子もプログラミングで次々に作品を作っている
年長になった下の子も、生活に変化がありました。
上の子のプログラミングを見ていた影響を多大に受けたようです。
スクラッチジュニアで、次々と面白い作品を作り出しました。
背景を選び、登場人物を動かし、音楽までつけて。
作品によっては、上の子よりもアイデア満載の作品を作って見せてくれるように。
現在はプログラミングから派生して、パソコンでのイラスト作成も楽しんでいます。
6歳の誕生日プレゼントには、ペンタブレットを選びました。
あっといまに使いこなして、可愛い絵をたくさん見せてくれます。
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