靴底(ソール)が割れたり、穴が開いてしまったらどうしていますか?
![悩む人](http://taremeshi.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
高価な靴でなければ捨てています。
![管理人](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2023/01/taremeshi_240-150x150.png)
捨ててしまうのはもったいないです!
靴底の修理は自分で簡単にできます。
しかも100均グッズも活用できますのでお財布にも優しいです♪
当記事では、靴底に生じる問題とそれぞれの修理方法、そして我が家での実践模様を紹介します。
私も昔は靴底が割れたら泣く泣く処分していました。
お店で修理してもらうと3,000円以上かかりますし、高価な靴でなければ買い替えた方が良いとの判断です。
ある日、試しに自分で修理してみたら驚くほど簡単にできました。
みなさんもぜひお試しください。
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靴底に生じる問題
靴底に生じる主な問題は下記3点です。
- かかと(ヒール)のすり減り
- 本底(アウトソール)の割れ、穴開き、すり減り
- 靴底全体の剥がれ
靴底の修理方法
靴底に生じる問題それぞれの修理方法を詳しく解説します。
1. かかとのすり減りの修理方法
用意するもの
- かかと修理材(かかと用ゴム、釘)
- ゴム・革用のボンド・強力接着剤(または靴用補修剤)
- ハンマー
- カッター
- 紙やすり(かかと修理材に付属している場合あり)
- ペンチ(パンプスタイプの場合)
これらは全て100均(100円ショップ)でも入手可能です♪
修理手順
フラットタイプ
- 靴底を乾燥させて、紙やすりでかかとの凹凸を無くす
- かかとをきれいに拭き取り、かかと用ゴムにボンドまたは強力接着剤を塗り、かかとに圧着する
- ボンドまたは強力接着剤が乾いた後、釘をハンマーで打ち込み、余分な部分はカッターで切り取る
パンプスタイプ
- 古くなったかかとをピンごとペンチで取り外す
- かかと用ゴムをかかとの穴にハンマーで打ち込む
※ かかとの穴が大きい場合は、輪ゴムやボール紙を切り取ったものをかかとの穴に押し込んでから、かかと用ゴムを打ち込む - 余分な部分はカッターで切り取り、紙やすりで整える
2. 本底の割れ、穴開き、すり減りの修理方法
用意するもの
- 補修パッチ
- 紙やすり(補修パッチに付属している場合あり)
- ゴム・革用のボンド・強力接着剤(または靴用補修剤)
これらは全て100均(100円ショップ)でも入手可能です♪
修理手順
- 靴底を乾燥させて、紙やすりで本底の凹凸を無くす
- 本底をきれいに拭き取り、本底にボンドまたは強力接着剤を塗り、補修パッチを圧着する
3. 靴底全体の剥がれの修理方法
用意するもの
- ゴム・革用のボンド・強力接着剤(または靴用補修剤)
- 紙やすり
これらは全て100均(100円ショップ)でも入手可能です♪
修理手順
- 靴底を乾燥させて、紙やすりで凹凸を無くす
- 靴底をきれいに拭き取り、片面にボンドまたは強力接着剤を塗り、圧着する
実践模様
本底の割れを自分で修理してみた
革靴の本底(アウトソール)が一部割れたので、自分で修理しました。
その模様を紹介します。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_201.jpg)
用意したものはこちらです。
補修パッチは100円ショップダイソーで購入しました。
接着剤は耐衝撃アロンアルファを利用しました。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_202.jpg)
補修パッチの中身です。
紙やすりも付いていました。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_203.jpg)
修理対象の革靴です。
左右とも本底が一部割れています。
雨の日にじわりと靴下が濡れたことで、割れていることに気付きました。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_204.jpg)
右靴の割れている箇所の拡大画像です。
前後を強く曲げています。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_205.jpg)
紙やすりをかけた後の画像です。
凹凸を無くすほどやすりをかけるのは大変なので諦めました。
アロンアルファで凹凸を埋めることにします。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_206.jpg)
割れ箇所にアロンアルファを挿入し、圧着します。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_207.jpg)
補修パッチを当てる部分にアロンアルファを塗ります。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_208.jpg)
補修パッチを当てて圧着します。
※両面テープを剥がしてから、圧着することをおすすめします。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_209.jpg)
次は左靴です。
左靴の割れている箇所の拡大画像です。
前後を強く曲げています。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_210.jpg)
紙やすりをかけた後の画像です。
右靴と同様、凹凸を無くすほどやすりをかけるのは諦めて、アロンアルファで凹凸を埋めます。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_211.jpg)
割れ箇所にアロンアルファを挿入し、圧着します。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_212.jpg)
補修パッチを当てる部分にアロンアルファを塗ります。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_213.jpg)
補修パッチを当てて圧着します。
※両面テープを剥がしてから、圧着することをおすすめします。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_214.jpg)
修理が完了しました。
![](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2022/11/repair-shoe-sole_215.jpg)
修理完了後、3日間履いた後の画像です。
補修パッチはしっかりと張り付いています。
履き心地も良好です(*^^)v
路面凍結の滑り止めにも
さらに副次効果もありました!
冬に路面が凍結しても、補修パッチが滑り止めになって安定して歩くことができました。
滑り止め対策としてもおすすめです♪
その後の状態
3ヵ月後
3ヵ月ほど経過すると、補修パッチが端から剥がれてきました。
原因はもともと接着用に付いていた両面テープ部分の粘着が弱まったからです。
そこで、下記補修を行いました。
- 靴底から補修パッチを剥がす
- 補修パッチに着いている両面テープを剥がす
- 再度、アロンアルファで補修パッチを貼り付けて圧着
7ヵ月後
最初に補修してから7ヵ月、再補修してから4ヵ月経過しました。
履き心地は問題なく、補修パッチの剥がれもありません。
まとめ:靴底の修理は自分で簡単にできる
当記事では、靴底に生じる主な問題3つとそれぞれの修理方法、そして実践結果を紹介しました。
まとめると下記のようになります。
- 靴底に生じる主な問題
- かかと(ヒール)のすり減り
- 本底(アウトソール)の割れ、穴開き、すり減り
- 靴底全体の剥がれ
- 靴底の修理方法
- かかとのすり減りの修理方法
- 本底の割れ、穴開き、すり減りの修理方法
- 靴底全体の剥がれの修理方法
- 実践紹介
- 本底の割れを自分で修理してみた
- 路面凍結の滑り止め効果あり
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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