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前回に続いて、4月から小学1年生になった子供のラン活(ランドセル購入活動)の経緯についてお伝えします。
ランドセルは「軽さ」を重視して選んでほしい2つの理由
理由①今どきの小学生はランドセルの中身がとても重い!
小学生が毎日どんな荷物をもって通学するかご存知ですか?
この9ヶ月間、1年生の子供が毎日背負う姿をみて感じたことはたった1つ。

教科書、ノート、タブレットってこんなに重いのね(泣)
置き勉OKでも毎日この重さは大変だ。
学年が上がるに連れてもっと重くなるらしい・・
あー軽いランドセルを選んで良かった☆
子供が通学する小学校は、教科書を教室に置いてOKの学校です。
通学距離も500m以下です。
その距離でも大変そうだなと感じるくらい重そうです。
基本的に毎日ランドセルに入れて持ち帰るのは以下のものです。
- 算数の教科書、ノート
- 国語の教科書、ノート
- 連絡帳
- 自由帳
- 筆箱
- 宿題のプリント
上記の内容で、だいたいランドセルの容量の半分が埋まります。
ランドセル本体の重さと合わせて3.2kgありました。
週に数回は保護ケースに入ったタブレット端末(1.2kg)も持ち帰ります。
合計4.4kgです。
これに加えて、
週初めと週末は体操着と上履きを手提げ袋に入れて持ちます。
週に1回は図書の授業で本を3冊借りてきます。
プラス毎日水筒を肩に提げています。
大人でも思いますよ。
「重いな」と…
子供は現在、身長120cm、体重20kgです。
いまだに月曜日の朝はふらつきながら登校しています。
教科書は上下巻に分かれてはいますが、内容もより丁寧に作られている為厚さがしっかりあるんです。
A4サイズになっているのもあり、私が小学生の頃よりもランドセルの中身が「ぎっちり詰まっている」印象です。
2年生以降は毎日の授業数も増え、持ち帰る教科書の量も増えると聞きました。
大人が想像する以上に、小学生の荷物は重いんです。
今年長さんの親御さんは、4kgの重さのリュックをお子さんに背負わせてみてください。
その時の表情や感想をよく聞いあげてくださいね。
理由②ランドセルの素材は子供の学校生活に関係ない
牛革、人工皮革、合成皮革と、ランドセルの素材は主に3種類あります。
登下校中の小学生を見て、私は感じたことは1つ。

「私のランドセルは牛革です」なんて言う子は見たこと無い!
というより、どのランドセルも結局の所「ランドセル」なんです
わざわざ重くて雨に弱くて扱いづらい素材を選ぶ必要なし
私は「人工皮革」のランドセルを選びました
補足しますが、ランドセルは機能性の溢れた鞄だと思います。
背負いやすく年々進化しているし、両手が空くから転んでも安心ですしね。
でも、どの素材でどんなに丁寧に扱っていても6年間の間にへたります。
言い換えれば、「どのランドセルも等しく、子どもたちが楽しく過ごした思い出の品」になっていくんです。
使い始めたランドセルは、どんなに丁寧に使っても徐々に使用感はでます。
ダークカラーのランドセルは表面がすれると中古感がよく出ます。
ビジューが付いているパステルカラーのランドセルは、次第に輝きが減ります。
それならば、子供がより使いやすいものを選んだほうがいいと思いませんか?
子供本人がランドセルの素材にこだわりがあるなら、希望を叶えてあげるといいと思います。
でももしこだわりが無いのであれば、私は「人工皮革」をおすすめします。
- 合成皮革より表面のめくれが少ないとの口コミが多かったから
- 牛革や馬革より軽いから
- 雨に濡れても素材に変化が無かったから
- 汚れが染み込まず、シミにならないから
- 値段と機能に妥当性を感じたから
「ランドセルはあくまでも教科書を運ぶものである」
ことを忘れずに、購入の大前提にしましょう。
性別や体格に関わらず、軽量の物を選ぶことをオススメします
大人だったら、毎日重い荷物を運ぶときに重い鞄を持ちますか?
20kgの体重の子が毎日4.4kgのランドセルを背負うって、大人だとどんな感じだと思いますか?
体重60kgの夫の体型で例えてみます。
4.4kg ÷ 20kg = 0.22 (体重の22%の重さのランドセルを背負っている)
60kg × 0.22 = 13.2kg
つまり、大人だと13.2kgを背負っているんです。
夫に12kgの米袋を背負ってもらいました。

毎日こんなに重いんだね…(泣)
腰が痛いし肩がもげそう…
ランドセルは軽いものを選んで本当に良かったね
大人なら、重い荷物を背負うのにあえて重いリュックは選ばないですよね。
それなのに、ランドセルとなると選び方が変わるのはおかしいと思いませんか?
どの素材にもいいところはたくさんあります。
もし選ぶポイントがわからなくて悩んでいるなら、「軽さ」に絞って購入してみてください!
購入したランドセルと購入時期について
購入したのは「ツバメランドセル」スタンダードモデル
購入したのは「ツバメランドセル」のスタンダードモデルです。
軽いし、しっかりした作りでお値打ちだと思います。
本体の色もステッチの色も、子供が希望したものです。
肩ベルトも丈夫で、背中のクッションも充分すぎるほどの厚みがあります。
ランドセル本体の両側面にフックが付いているので、体操着も掛けられます。
また両方の肩ベルトにDカンがついているので、防災ブザーやセキュリティーカードも付けられます。
もちろん6年保証付きでしたよ!
下の子がたまにつまづいたり踏んだりしますが、びくともしません。
ランドセルって、本当に丈夫に作られているんですね。
安いのに、今の所使い心地120点☆
購入したのは3月! ピカピカの状態で入学式を迎えられた
ランドセルはツバメランドセルの直販サイトからネットで購入しました。
購入ボタンを押したのは2022年3月5日、自宅に届いたのは3月9日です。

え、うそ。
遅いんじゃない?
確かに遅い時期ですよねー。
この時期に購入した理由は4つです。
- あまりに早く購入すると置き場所に困るから(先輩ママさんから聞いた)
- 下に兄弟がいるので、おもちゃにされて傷だらけになるのを避けたかった
- ランドセルは1年中売られていることに気づき、焦る必要がなくなった
- 結局、3月になるとどれくらい値下げされるのか知りたかった
3月までじっくりいろんなサイトを見ていました。
年があけると値段も20%オフはたくさん出てきましたよ。
売り切れのランドセルももちろんありましたが、それでも豊富すぎる種類と量が1年中売られているんだと実感しました。
安い買い物ではありませんから、値段が下がるまでじっくり待つのもアリだと思いますよ。

ランドセルを検討して買う過程って、「小学生の親になる準備期間」でもあるんだね。
ラン活狂想曲は無事終了☆
ランドセルは6年間使う必要があるのかな
今はランドセルに代わるリュックがいろいろ出てきてるって知ってる?
ここまでランドセルの購入体験機をお伝えしました。
ところで近年、ランドセルに代わっていろんなリュックが発売されているのをご存知ですか?
有名メーカーや異業種からも、ランドセルに代わるリュックの生産に乗り出しているとニュースで見かけます。
地域によっては「ランリュック」などナイロン素材のリュックが定番になっているそうですね。
これからはランドセルの選び方がもっと多様化していきそうですよね。
じつは我が家もランドセル型のリュックの検討をしていました。
検討した結果ツバメランドセルにしましたが、下の子供のときにはどんなランドセルが出ているか楽しみです!
ランドセルは6年間同じものを使わなくてもいい

何かしらの事情で6年間同じランドセルを使えない可能性もある!
色んな選択肢があることを知れば、親も子もランドセル選びがより楽しくなるよ!
例えば、子供の体が大きくなってランドセルを背負いづらくことも想定されますよね。

6年間使う約束したでしょう
小さくても壊れても使い続けるしか無いぞ!
なんて言われたら、お子さんはどう思うでしょうか。
私も検討当初は「6年間使えるものを探すぞー」と考えていました。
でも、小学校の6年間は想像以上の出来事があるはずです。
次第に、下記のような考えに変わっていきました。
- ランドセルが壊れたり壊されたりしたときに、すぐに子供の気持ちを「前向き」にしたい
- 「ランドセルよりあなたの気持ちや健康が大切」だと本人に伝えよう
- 保証がついているなら直せばいい
- 色やデザインでからかわれたら、中古品をどんどん探そう
- 体が大きくなったら、リュックに変更出来ないか学校に聞いてみよう
- 親も子も、ランドセルに対してたくさんの選択肢を持っていることを忘れないようにしょう
これから先たくさんの選択肢があることを伝えた上で、
「大切に使ってね」
と子供にランドセルを渡しました。
1つのランドセルを使うのもよし。
途中で買い替えたっていい思い出になるはずです。
「6年間ずっと使えるランドセルを探すぞー!」
と大人が鼻息荒くならないようにしましょう。
選択肢はたくさんあると思えば、少し肩の力が抜けますよ。
もちろん卒業まで大事に使ってくれたら嬉しいですけどね♪
ランドセルに目が行くのは入学式まで!入学してからが本番です

何度も言いますが、ランドセルに気を取られるのは入学式の日まで!!
大事なことなので何度も言いますよ!!
ほんとに、入学したら誰もランドセルの話題なんて口にしません。
翌日からは忘れ物がないか、先生の話が聞けるか、友達と仲良く出来るかが心配のタネになります。
親も子も、新たな小学校ライフについていくのに精一杯になっていきます。
「小学校で毎日元気に過ごす」
ことができれば、それで充分になるもんですよ。
新たにご入学するすべてのお子様が、ワクワクするランドセルを選ぶことが出来るよう、心より願っています。
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