【育児疲れ】本棚の楽譜が私のやる気スイッチだった【復活の道】

良い人辞めて人生面白く
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今回は育児でヘロヘロだった、過去の私の話です。
かつて習っていたピアノと楽譜によって元気を取り戻していくまでの経緯をお話します。
※2022年12月に内容を更新しています。
その後楽譜とどのように向き合っているのかもお伝えしますね。

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こんな方におすすめの内容です

  • 赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いの方
  • 複数の幼いお子様を育児中の方
  • 毎日の生活に疲れ、いまいち新鮮味を感じられない方
  • 上記に当てはまるが、お金のかかる気分転換はちゅうちょする方
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楽譜と出会う前

育児中は葛藤の連続です

育児中は葛藤の連続です。
特に赤ちゃんを育児中の方。
寒い夜の授乳やお世話は体にこたえますよね。
本当に心から「お疲れさまです」と言いたいです。

日常は、同じなようで毎日少しずつ違いますよね。
やるべきタスク、時間はある程度決まっているので、あとは私の過ごし方次第と理解はしている!
が…これがまあ大変です。

色んな突発的なトラブルが降ってくる降ってくる!!
毎日家族全員無事に1日を過ごすだけで精一杯でした。
気分転換をしようにも、ひんぱんにお金は掛けられません。
何しろ子供達が一緒だと行動範囲が限られます。

「もっと明るく笑顔で子供と接したい」
「心身ともに余裕のある状態を保ちたい」

と希望と持ちつつも、

「とにかく時間がなくて笑顔になれない」
「笑顔で子供と向き合えなかった自分に落ち込んでしまう」

との後ろ向きな感情が入り混じり、毎日葛藤していました。

私は何に疲れていたのかな

今、子供達は7歳と5歳です。
1番気分が不安定だったのは、下の子が生まれてから1年間だったと思います。
体力には自信がありましたが、慢性的な睡眠不足が相当しんどかったです。
加えて転勤先での慣れない環境もあり、気軽に実家へも帰れませんでした。

目の前にはおむつを履いた2人の子供がいる。
1人は生まれたばっかりだし、もう1人もまだお話は出来ません。
きっと寂しかったのかな…

明確にやるべき事はあるのに、突発的な出来事てんこもりな状況に疲れていたんだと思います。

お腹が空いたと泣く→ご飯を用意して食べさせる
→むせて咳をする→背中をなでて大丈夫だよと声掛けをする
ティッシュでテーブルの下に落ちたご飯粒を拾う
→子供がこぼしてテーブルの上が味噌汁の海
→ダッシュでふきんをとってガシガシ拭く
こーんな事が毎日続きますよねぇ…(今はだいぶ楽になったなあ)

今振り返ってみても、神経ピリピリしていたような気がします。
当時の写真を見ると、服も髪もお化粧もテキトーです。
でもやたらと眼光鋭く、目がギラギラしてちょっと怖いです。
気持ちが張り詰めている表情です。

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楽譜に出会ってから

楽譜は突然私を救ってくれた

もっと毎日を楽しく過ごしたいと思いつつも、何も進まない日々。
葛藤しているとも自覚していなかった私に、思いがけず救世主が現れました。

管理人
管理人

ピアノの楽譜を眺めていたら、急激に音楽への情熱が復活!
何も考えずに自分を委ねられて、なおかつ教養も高められる時間が生まれた

私の場合、乳児期の子育て中楽譜に(ピアノに)本当に助けられました。

きっかけは日常の中にありました。
ふと子供の本棚を整理していたときのこと。
唯一実家から持ってきていた、「ブルグミュラー25の練習曲」の楽譜をじっくり見返しました。
ピアノは10年以上習っていましたが、育児中にみた楽譜はなんだか優しくて穏やかな絵本のようでした。
今まで楽譜を見てそんなことを感じたのは初めてでした。
(真面目に練習する生徒では無かったので、いやいや楽譜を見ていたんです…)

管理人
管理人

あれー楽譜ってこんなに丁寧に説明してくれていたのね。
音の強弱や使う指まで教えてくれてる!
優しい!
嬉しい!楽しい!大好き!

最後は思わずドリームズ・カム・トゥルーの名曲が出てきました(笑)

楽譜の中には、全て1から10まで私がやるべきことが示されていたんです。
「もっと強く」とか、「なめらかに」とか、細かいところまで。
頭をからっぽにして楽譜の指示に忠実に私が動けば、いつのまにか1曲引き終わってるんです。

管理人
管理人

こんなに素敵な曲を私も弾けるんだな。嬉しいな、元気出たな

と感動したのを覚えています。

なんだか、からからの状態で水をごくごく飲むような、満たされ潤う感覚でした。

毎日あたふたと、思うように時間を使えないのは相当なストレスだったようです。
ピアノを弾く時間だけは、楽譜に頭と手をすっかり委ねてみる。

自分の時間を、人生を生きているような感覚になりました。
それがたった5分でも。
日常との違う時間は私に元気をくれたのです。

楽譜がもたらした効果

久しぶりにブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」を弾き終えた時の感覚は忘れません。
自分をちょっと見直したような、穏やかな気持ちになりました。

管理人
管理人

子供達がお昼寝から起きたら、一緒に粘土遊びをしようかな

など、日常への前向きな意欲も取り戻せました。

現在、日常と楽譜はどちらも私を生かす柱になっています。
ピリピリととがって散らかった頭がすっきりしました。
毎日が少し前向きになり、おまけにちょっとずつピアノが上達するなんてお得!
今では子供と一緒に弾き語りするという、想定外の楽しさも手に入れました。


お仕事をされている方は、仕事がこれにあてはまるのではないでしょうか。
キャリアを高めていくことで、家族と毎日新鮮な気持ちで向き合えるというお話をよく伺います。

主婦でもワーキングマザーでも、辛い時は辛いし葛藤は途切れることがありません。
方法や場所、置かれている環境が違っていても「より良くなりたい」と願うのは同じですよね。

とりあえず、5分からでいかがでしょうか。
今を目一杯生きている自分自身を「今日もよく頑張ったね」と言える「自分を取り戻す時間を作ることを始めてみませんか。

追記:2022年12月の私と楽譜の関係

現在も楽譜との仲は良好です。
ピアノを弾きたいという気持ちは更に高まり、生活がより豊かになりました。
最近はコード表(CとかD7)からアレンジを加えて流行りの曲を弾くのも大好きです。

楽譜を読んだり、コードを見てメロディを弾くなどめちゃくちゃ頭を使っています。
心地いい疲労感と達成感を感じます。

今は子供達も少しずつピアノを弾くようになってきました。
一緒に歌いながらピアノを弾くのは至福の時です。

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