「思い切って年賀状じまいに挑戦してみた」
40代夫婦の経緯と結果をお伝えします。
心から年賀状を書きたい人にだけ出したら、
年末の気分が晴れやかになりました。
令和の今、新たな年末年始の過ごし方に
変えていきましょう!
40代、もう年賀状やめてみませんか?
年賀状は何枚送りましたか?
準備する時、ワクワクしましたか?
わざわざはがきとハンコと印刷代を使って、
年末の貴重な時間を失うのを終わりにしませんか?
「年賀状を年々減らして得た絶大なメリット」
をお伝えします。
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- とにかく年賀状を作るのがストレス!
- もうすこし年賀状を出す人を絞りたいけど、方法が分からない
- 年賀状を出さないと嫌われたり陰口を言われないか心配
- 長年家族の代わりに年賀状を作成するのが苦痛だ
- SNSでの挨拶にすこしづつ変えたい
年賀状をたくさん出すことに力を入れていた頃
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40歳前後は、年賀状に慣れ親しんでいた最後の世代かも
年賀状を出すのが当たり前だった幼少期
年賀状は、2003年の44億5936万枚をピークに、
2023年用では16億4000万枚(当初発行枚数)
と下降の一途を辿っています。
2008年に販売を終了した「プリントゴッコ」
で毎年年賀状を作成していた方も多いのでは!
そう、40歳の私はまさに「年賀状の隆盛期」
に幼少期を過ごしていたんです。
小学生の頃も毎年20枚近く出していましたし、
同じ位の枚数が当たり前に届いていました。
毎年デザインの凝った年賀状を
送ってくれる男の子もいました。
みんな「出すのが当たり前」の時代でしたね。
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〇〇ちゃん、お餅をたべすぎないようにしてね
なんて文面を書いていた方いませんでしたか〜☆
今となっては懐かしい思い出です。
親の出す年賀状の枚数が以上に多かった!
子供ですら年賀状が当たり前だった
あの頃、皆さんの親御さんはかなりの枚数を
出していませんでしたか?
我が家も父の年賀状に関しては、
100枚近く出していた記憶があります。
おかしなことに、父は一切年賀状を書かず、
母が文面を考えて手書きで作っていました。
干支のスタンプを押したはがきを、
部屋中に広げて乾かしていた思い出も(笑)
届く年賀状の枚数も多く、押し入れには
年賀状専用のファイルが多数入っていました。
40代の私達から、年末の過ごし方を変えてみよう!
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携帯電話の普及がもたらしたもの
1.「いつでもつながれる」安心感を知る
初めて携帯電話を持ったのは高校1年です。
友人との連絡は自宅の電話にかなければならず、
かなりハードルが高かったです。
それが携帯電話の爆発的な普及により、
連絡手段は電話からメールへと変化しました。
今日起きたことを、文字ですぐに
遠くにいる友人に伝えられるって楽しかったです。
直接話したいときも、携帯電話なら
気兼ねなく掛けられました。
「メッセージ問い合わせ中」ボタンを何度も押した
経験は、私だけでは無いはずです!
友人たちと絵文字を交えた何気ないやり取りは、
格段に楽しくて便利になりました。
親も「友達や家族とメールをするのは問題ない」
との考えでした。
徐々に友人に年賀状を送る枚数は減っていきました。
2.友人は「メール」親戚は「年賀状」
2003年の年賀状完売数のピーク時は、
私は大学生でした。
携帯電話もすっかり普及していたし、
大晦日からお正月にかけての
「あけおめメール」も恒例となっていました。
ただ、親戚や目上の人には年賀状を出すのが
「当たり前」だと信じていました。
「メールはカジュアル、年賀状はフォーマル」
この感覚はその後も長く持っていました。
なんとなく、時代や文化の移り変わりに
乗り遅れていったようです。
![管理人](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2023/01/taremeshi_240-150x150.png)
やっぱり年賀状はメールより価値が高い!
流行が、時代が、携帯電話の普及が、
かえって私を年賀状に縛り付けていたのかも…。
「送ったのに来ないな」とモヤる事が増えるようになった
社会人になり仕事を始めても、親戚や友人
含めて20枚以上年賀状は出し続けていました。
ところが…
せっかく一生懸命書いたのに、相手から
届かないケースが多くなっていきました。
ポストを覗いては、少し気持ちが沈んで
モヤモヤしていました。
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来年はどうしよう…
就職、転居、結婚、出産
年齢を重ねていく分だけ、それぞれに訪れる
ライフステージは変わります。
「年賀状」の慣習だけが乗り遅れていきました。
「きちんとした人」と思われたい一心で年賀状を書いていた
ふと過去の届いた年賀状を読んだ時のこと。
「実は落ち着いて相手の年賀状を読んでいない」
ことに気が付きました。
私は届いた枚数にしか関心がなかったようです。
送ってくれた相手の近況や、旅行写真などには
全く興味を持っていませんでした。
私は相手に対してではなく、「自分自身の満足感のため」
に年賀状を書いていました。
正直なところ、
「私はきちんと年賀状を書く、礼儀正しい人間!!」
と恩着せがましい気持ちが
根底にあったように思います。
(今思うと嫌な人間ですね)
年賀状から解放されて身軽になった
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ある日突然「年賀状」へのこだわりが無くなった
年賀状を書く理由があやふやになってきた頃、
大切な人の死を続けて経験しました。
強い衝撃を受け、年賀状を書くことに
対しても考えに変化がありました。
![管理人](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2021/12/1530045ss-150x150.png)
人生はいつ終わるか分からない
毎年後ろ向きな気持ちで年賀状書くのをやめよう
と言うか、年賀状どんどん辞めてみよう
我ながら、方向転換の角度が
すごい鋭角ですよね(笑)
惰性で年賀状を出すことに、
もはや何も意味を見いだせなくなりました。
もちろん年賀状を書きたい人もいます。
そういう人の為だけに、
自分の人生を使いたいなと思うようになりました。
「今を生きる」に全力で振り切り、
取り組もうと決意しました。
「年賀状」に悩む年末年始の時間は、
私には不必要なものとなりました。
年賀状を減らしたら、メリットがたくさんありました。
友人やいとこなどは、年賀状を送らずに
ラインでの挨拶に変えたいと正直に伝えました
みんな賛成してくれました。
※ラインに変えて翌年以降、
ラインすら送らない仲になった人もいました。
でも何故か清々しい気持ちに。
「お互いに本音が出せて良かった」
とポジティブに捉えられるようになったかも☆
夫の年賀状も、書くのを辞めました。
私が宛名書きとコメントをしていたからです。
夫の実家も母が父の年賀状を書いていたので…
こういう家庭で育つと、
妻が年賀状を書くのが当たり前になるんですよね…
私も思い切って伝えました。
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ちょっと夫よ
これからは自分の分は自分で書いてね
自分で書きたくない人は、本当は出さなくてもいい人だと思うよ!
さあ、どうするか決めてください!!
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え〜そんなぁ…
…
いや待てよ
確かに惰性で出してる人いるわ
俺もやめよーっと
親も兄弟もLINEで挨拶するからもう出さなくていいよ!
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え、親も兄弟も辞めちゃうの!?
まあ、きちんと事前に理由を説明すれば伝わるかな
みんな良好な関係だしね
じゃ、思い切って減らそう!
まさかの夫の勢いもあり…
我が家はこの数年間で急速に
年賀状を減らすことに成功しました。
年賀状を辞めてデメリットはない
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年賀状を辞めて文句は来なかったか
結論、文句は出ませんでした。
夫の両親は最初驚いていましたけどね。
毎年お正月は必ず夫の実家に
帰省しますから、直接ご挨拶出来るんです。
会えるなら、はがきは要りません。
今年も年賀状は出していませんが、
元旦に会って、楽しく数日間を過ごしました。
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どんな年賀状を送るより、1番の親孝行を贈る事が出来た〜
年賀状は本来、新年の挨拶ですよね。
それならば、はがきよりも実際に会って
挨拶したほうがより丁寧なのでは。
挨拶が出来る相手ならば、年賀状に
こだわらなくて良いのではと思います。
直接会うことが出来なくても、
ラインやメールでの挨拶で充分だと実感しました。
そもそも1月に挨拶メールを送り合わなくても、
なにかのきっかけで連絡を取り合った際に
「今年もよろしくね」
と伝えるだけで充分です。
仮に「年賀状が来ないぞ」と怒る人がいれば、
![管理人](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2021/12/1530045ss-150x150.png)
年賀状の枚数に取り憑かれているんだな
と温かい気持ちで見守ろうと思います。
2023年、夫婦で出した紙の年賀状は14枚
私達からお正月に届くように
準備した年賀状は7枚です。
- 紙の年賀状が欲しいと言う人
- ラインなどをやっていない人
が対象です。
まあ、まだ年賀状0枚には出来ていないです。
もともと0枚にこだわってはいません。
「年賀状を書きたいと思う人にだけ出す」
を目標としているからです。
こちらからは送っていないけど、
お相手から届いて追加で出したのが7枚です。
これで合計14枚です。
追加で出したものは、ほとんどが
「これからもずっと関係性がうすいーーーー人」
です。
頂いたお相手には感謝を込めて、
はがきいっぱいに近況を書いて出します。
これからも、上記のような方法で
年賀状を出していくつもりです。
ちなみに届いた年賀状は2年で廃棄しています。
前年分は「翌年の確認用」に保存し、
前々年分は予備でとっています。
まとめ
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- 40歳前後は、年賀状に幼い頃から慣れ親しんだ最後の世代。みんなこれから先どうしようか悩んでいる。
- 出しても出さなくても文句を言う人はいる。そういう人は適宜対応すればいい。
- 会える人には年賀状を出さなくてもいいと思う。会えたときに気持ちを伝えれば、年賀状以上の素晴らしいコミュニケーションが取れること間違いなし!
- 誰かの代わりに年賀状を準備するのはやめよう。あなたの時間を大切に使ってほしいから。
- 年賀状作りに追われる年末を卒業して、おおらかな気持ちで過ごそう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
![管理人](https://taremeshi.com/wp-content/uploads/2021/12/1530045ss-150x150.png)
全く気分が乗らない相手に年賀状を書く時間を、目の前にいる大切な人との笑顔の時間に変えられますように!
まずは、減らせそうな人から少しずつ試していってくださいね。
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