当記事では、踏み台昇降運動の説明とウォーキングとの比較、そして実践結果を紹介します。
踏み台昇降運動って、効果があるのかしら?
無理なく続けられるかしら?
こんなお悩みにお答えします。
当記事は保健指導の方の助言を参考に作成しました。
人間ドックの保健指導で30分間のウォーキングを勧められ、「毎日そんな長い時間かけたくない」と駄々をこねたところ、踏み台昇降運動をご紹介頂きました(^^;
内容を詳しく聞くと、とても効率的で理に適ったエクササイズだと納得しました。
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踏み台昇降運動とは
踏み台を上り下りする有酸素運動
踏み台昇降運動とは、踏み台を上り下りする有酸素運動です。
効果とメリット・デメリットは下記のとおりです。
ためしてガッテンでも紹介されたエクササイズです。
NHKの「認知症予防・ダイエット効果のあるスローステップ運動」特集はこちらです。
階段ではダメ
踏み台昇降運動で階段を使うことはおすすめしません。
保健指導の方にまっさきに聞いたのはこの質問でした。
階段を使って1階と2階を往復してはダメですか?
階段ではダメです
階段ではダメな理由に下記を挙げられました。
よって、踏み台の代用として階段を使うのは、高さが合う場合に限りましょう。
高さが合わない場合は専門の踏み台をご用意ください。
踏み台昇降とウォーキングの比較
消費カロリー量
体重60kgの方の消費カロリーを運動時間ごとに計算しました。
有酸素運動として人気のあるウォーキングとの比較です。
項目 | 運動時間 | 踏み台昇降 | ウォーキング |
---|---|---|---|
運動強度 | - | 6.0 METs | 3.5 METs |
消費カロリー | 5分間 | 32 kcal | 18 kcal |
10分間 | 63 kcal | 37 kcal | |
20分間 | 126 kcal | 74 kcal | |
30分間 | 189 kcal | 110 kcal | |
基礎代謝 | - | ○ | △ |
※1 消費カロリー[kcal] = 1.05 × 運動強度[METs] × 体重[kg] × 運動時間[時間]
※2 踏み台昇降の運動量条件:台高20cm、昇降頻度25回/分
運動強度は踏み台昇降の方が1.7倍高い
運動強度は踏み台昇降の方がウォーキングより1.7倍高いです。
これは単純な上り下りによる値です。
下記のステップを加えることで、運動強度がさらに高まります。
- パンチングをする
- 上ったときに膝を上げる
- 踏み台をまたいで上り下りをする
基礎代謝も踏み台昇降の方が向上効果が高い
基礎代謝の向上効果は踏み台昇降の方がウォーキングより高いです。
理由は平行に進むウォーキングと違い、踏み台昇降は垂直方向へ体を運ぶ分強い負荷がかかることと、ウォーキングでは使わない筋肉を多く使用するためです。
実践してみた
メニュー
下記メニューに取り組みました。
結果と感想
結果
約1ヶ月間実施した結果はこちらです。
- 運動不足が解消され、体調が良くなった
- 体重の変化は特になし
感想
時間と頻度ともに無理のないメニューでした。
テンションを上げるためにスポーツアニメの音楽を聴き、ビリーズブートキャンプばりのパンチングをすることで楽しく取り組めました。
場所や天候によらず習慣化できる運動ですので、高齢の方や運動に不慣れな方にもおすすめできます。
もしエクササイズ用の踏み台をお探しでしたら、こちらの商品が人気でおすすめです。
- 底面のゴムが設置する面全体に付いているため、振動・騒音を防ぎ、滑りにくく床を傷つけにくい
- 体力に合わせて高さを3段階で調整可能
私はこの取り組みをきっかけに筋トレに興味を持ち、現在はより高負荷な自重トレーニングに取り組んでいます。
筋トレの習慣化を達成したメソッドはこちらで紹介しています。
まとめ:踏み台昇降は効率的で楽しいエクササイズ
当記事では、踏み台昇降運動の説明とウォーキングとの比較、そして実践した結果と感想について紹介しました。
- 踏み台昇降運動とは、踏み台を上り下りする有酸素運動
- 階段ではダメ
- 効果
- カロリーと体脂肪を燃焼することによるダイエット(減量)
- 心肺機能、下半身、腹筋、背筋が鍛えられ、お腹や足が引き締まり、基礎代謝が高まって太りにくい体になる
- 足首や膝などの関節の稼働域が広がる
- 脳が活性化(認知症予防)
- メリット
- 自宅で運動できるので、天候に左右されない
- 年齢問わず無理なくできる
- お金がかからない
- デメリット
- 単調な運動のため飽きやすい
- 振動や騒音が出る
- 消費カロリー量
- 運動強度はウォーキングより1.7倍高い
- 基礎代謝も踏み台昇降の方が向上効果が高い
- 実践した結果、無理なく楽しく継続できた
場所や天候によらず習慣化できる運動ですので、高齢の方や運動に不慣れな方にぜひおすすめします。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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