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コロナ罹患後症状(後遺症)味覚障害・嗅覚障害3(メンタル編)

生活術
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新型コロナウイルス感染後、
コロナ罹患後症状(後遺症)を発症しました。

味覚障害と嗅覚障害を発症した時の様子
を3つの記事に分けてお伝えしています。

症状が出てから改善するまでの
「メンタルの変化」
「家族との向き合い方」
についてまとめました。
最後までお読み頂けると嬉しいです。

40代2児の夫婦が運営しているブログです。

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後遺症が治ったあと、1ヶ月の詳細

私が新型コロナウイルスに感染してから、
早いもので1ヶ月が経ちました。

味覚・嗅覚障害の後遺症はすっかり収まっています。

ただ、時々せりあがるような咳が出ます。

夜中に咳が出て目が覚めることもしばしば…
いやー、本当に厄介な病気です。

今回は、
「後遺症を発症してからの私の心情の変化」
についてお伝えします。

2回にわたって
「新型コロナウイルス感染症による味覚・
嗅覚障害の体験」
をお話ししました。

症状や改善のための対策を、
なるべく客観的にお伝えしたつもりです。

今回は番外編として、
「後遺症が出てから現在に至るまでの心の変化」
についてお話します。

また後遺症を発症した当事者の視点で、
家族や周囲の人に
「こんなふうに見守ってくれるとありがたいな」
と感じたことをお伝えします。

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こんな人におすすめの内容です

みんなの声の画像
  • 現在、コロナウイルス感染症の後遺症にお悩みの方
  • 同居している家族に、後遺症で苦しんでいる方がいらっしゃる方
  • 離れて暮らす家族や職場の同僚に、後遺症で悩んでいる方がいらっしゃる方
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味覚・嗅覚障害は、とても面倒な後遺症です

悩む女性の画像

見た目は「健康」です!だから尚更厄介だった

夫婦の画像

1.後遺症発症後、気持ちのダメージは「重症」なのに気付いてもらえない

とにかくまず1番に言いたいことは。

管理人
管理人

味覚・嗅覚障害って、
周囲に理解されにくいよね…

私がどんなに後遺症に怯え、
不安な気持ちを抱えていたとしても…

家族や周囲の人から見れば
「健康」そのものなわけです。

梅干しやらっきょうの匂いも味もしなくなった時、
心底絶望しました。

翌日も翌々日も状況は変わりませんでした。

「味がしない」
「においが嗅げない」
って、想像以上に恐怖なんですよ。

「こんなにも味覚や嗅覚に影響されていたのか」
と、思い知らされました。

ご飯を食べるのが苦痛でした。
ご飯を作るのが不安でした。

本当に、世界が色褪せていくような感覚です。

この心理的ダメージは、
「大怪我と同等の深い傷」
だと痛感しました。

ですが、熱もなく体も動けます。
洗濯も買い物も、家事も育児も出来ます。

正直周りには…
いまいち事の重大さが伝わっていないようでした。

正直、悔しくてもどかしかったです。

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2.「味覚障害と嗅覚障害です」と、見えない症状は伝えるしかない!

今なら思います。
もっと積極的に自身の症状を伝えましょう。
「出来ること」
「出来ないこと」
をはっきりを伝えましょう。

「今どれだけ恐怖や不安を抱えているか」
しっかりと言葉にしましょう。

症状が改善するしないに関わらず、
「周囲との温度差をなくしておくこと」
が大切です。

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後遺症になった弱音を吐けない妻と、後遺症の妻の変化に気づかない夫の会話

夫婦で困った画像

1.夫婦だって、肝心なことは伝わらない

管理人
管理人

気持ちが沈むし、
料理を作る気がなくなる…

追い詰められていく感じ

少し私のお話をします。
私自身、全く弱音を吐くタイプではありません。
基本的に、悩んでも解決しないことは悩みません。

悩む時間がもったいないし、
ネガティブな出来事に振り回されたくないです。

普段から熱が出ても、
夫に頼むのが面倒だから全部自分でやっちゃいます。

…「周囲に甘えられない典型的なタイプ」
です。(夫は声を掛ければ、しっかり
家事をしてくれるんですけどね♪)

ですから、味と匂いを全く感じなくなった時、
その事実だけを夫に伝えました。

夫

へー、そりゃ大変だね〜!!

(正直よくわかんないな…
ま、いつもどおりでいいか)

管理人
管理人

…そうだね!!!

(全然伝わってなさそう…

明日から食事作り大変そう)

振り返ると…早い時期から
「詳細な症状や不安を吐露しておけばよかった」
と強く反省しています。

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2.味覚障害、嗅覚障害の症状と比例して、どんどん気持ちが沈んでいった

困った人の画像

味が何もしない状況で家族4人分のご飯を作るのは、
本当に心情的にしんどかったです。

  • 味覚・嗅覚障害の事実に、
    気持ちが沈んでいる
  • そもそも食欲がわかない
  • 「食材や調味料の腐敗」
    に気付けない怖さ
  • 「味がしないものを作る」
    ことへの意欲低下
  • 「いつになったら治るんだろう」
    と焦燥感が募った

こんな思いで、いつの間にか
「追い詰められながら」
毎食作ってました。

もし私が一人暮らしだったら…
確実に食事を摂ることを諦めていた
と思います。

味のわからないものを作る。
味のしないものを食べる。

それは苦痛以外の何者でもなかったですから。

もともと料理は好きなのに、
準備〜調理〜食事〜後片付け
がたまらなく嫌に…。

元来の性格が邪魔をして、
なかなか本音を言えなかったからです。

ものの数日で、
悲しさとイライラがマックスになりました。

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3.「後遺症改善」を最優先に考えて、夫に気持ちを伝えてみた

ポイントの画像

思い切って夫にこう言いました。

管理人
管理人

…味がしないから、
食事を作るのがとても負担です!

味付けは最低限しかしないから、

ケチャップでも醤油でも
各自好きな調味料掛けて!

出来合いの惣菜とか、
カップ麺をもっと食べて!

夫

そんなに大変だったんだね(汗)

なんにも知らなくてごめん

みんなで好きなように味付けする!

出来るところまでで大丈夫だよ

夫に本音を伝えられたことで、
一気に気持ちが楽になりました。

気持ちを伝えたことで、
もう一度気持ちを立て直しました。

食事を作る際は、
毎回夫に味見をお願いしました。

子どもたちも、積極的にお手伝いをしてくれました。

味付けも最低限にして、
あとは家族におまかせしました。

カップ麺やスーパーの惣菜も購入し、
私が用意しなくてもいいようになりました。

やはり、気持ちを共有するのは大事だと思いました。

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同居していない身内には、後遺症の辛さはなおさら伝わりずらかった

悩む女性の画像

私の様子を間近で見ていた夫でさえ、
後遺症の大変さは伝わりにくかったです。

離れてくらす家族に伝えるのは、
更に難しかったです。

親兄弟にも、
「コロナの後遺症になった」
を連絡しましたが…

どんな状態なのかピンと来ていないようでした。

本人たちに悪気はなくても、
どこか興味本位というか…
真剣味が足りないような…
そんな応答に、がっかりしたのを覚えています。

後遺症って、
人に伝えるのがすごく難しいんですね。

当事者が感じる
「不安」
「不便」
「不満」
はひたひたと増えていくばかりなのに。

今も
「後遺症に苦しまれている方」
がいらっしゃるでしょう。

おひとりで悩んでいるなら、

とにかく声を上げてみませんか?

遠くにいる家族でも、
職場の同僚でも、
病院の先生でも。

一人で抱えるにはあまりにも過酷です。

「今どんな症状が出ていて、
どれだけ気分が落ち込んでいるか」

をどんどんアピールしてください。

直接的に症状の緩和に繋がるとは言えませんが、
気持ちは立て直せる気がします。

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元気な嫁が初めて後遺症の弱音を吐いたら、義実家が動いた

元気になった女性の画像

夫の両親には、
「元気で丈夫な奥さん」
と思われています。

結婚して15年以上、
弱い部分や辛さを出したことはありません。

そんな私が、
後遺症のことだけはありのままに気持ちを伝えました。

「後遺症がすごく辛いです」
と正直に言ったら、
心底びっくりしていました。

それからすぐに、
レトルト食品を山のように送っていただきました。

有り難かったですし、
素直に打ち明けたことによる
「親族の反響」
に助けられました。

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コロナウイルス感染症の後遺症に苦しんでいる方が近くにいたら

みんなの声の画像

身近に後遺症を発症した人がいたら、よく話を聞いてほしい

後遺症で悩んでいる人に、
周囲が出来ることって何かしら…

何度も言いますが、
味覚・嗅覚障害を抱えると
「食事への関心」
が急降下します。

食べることすら億劫になるんですから、
作るなんて尚更です。

身近に後遺症を抱えている人がいたら、
下記のような点に関心をもってみませんか?

  • 具体的にどんな症状なのか
  • 辛いことは何か
  • 周囲がやったほうがいいこと、
    だめなことは何か
  • ただただ寄り添う

人によって個人差はあると思いますが、
まずは食事関係の家事
を周囲で分担しましょう。

作るのが大変なら、
惣菜買うでもいいんですよ。

これだけで当事者の心理的な負担は軽くなります。
(これからは夫が台所に立つ機会を増やそうと
固く決意しました。)

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まとめ

まとめの画像
管理人
管理人

現在は味覚・嗅覚ともに
不安はなくなりました!

40歳を迎え、

後遺症も経験した…

もう少し周りの人を信じて、

頼る人生を送ってみようかな

はじめての事だらけで、
本当に大混乱の日々でした。

私の場合、
症状は一進一退を繰り返しました。

何度もぬか喜びを味わいました。


たった10日間だったなんて信じられないくらい、
長く感じました。
Twitterでは多少強がり、
毎日明るく呟いていました。

そうでもしないと、
ポキっと気持ちが折れそうだったから。

本当はとてもとても怖かったです。

でも、SNSのお陰で沢山の情報も知ったし、
励ましのメッセージも頂けて心強かったです。

今回体験記を書くにあたり、
ネットやTwitterで
「新型コロナウイルスの様々な後遺症」
に悩まれている方々の、現状を目にしました。

どうか、症状が少しでも和らぎますように。

一日でも早く、
穏やかな生活が戻りますよう、
心から祈っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

コロナにはもうかかりたくないよーー!!!

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