ブルーロックというアニメをご存じですか?
講談社発行の週刊少年マガジンで連載され、
累計販売部数は4000万部を超えます。
2018年8月から連載されており、
現在テレビでも第2期が放映されています。
世界一のストライカー(ゴールを決める選手)
になるための、高校生たちのサバイバル
ストーリーです。
一言でいうなら、「サッカーアニメ」です。
ところが…
40代の大人に刺さるセリフが多く、
子供の教育に為になりそうなフレーズが
多数出てきます。
夫と子供はストーリーにはまっていますが、
母目線で、ブルーロックの魅力を
皆さんにお伝えしたいと思います。
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ブルーロックの魅力にはまってお困りの方、いらっしゃい
こんな方におすすめの内容です。
- ブルーロックが好きな方
- ブルーロックがどんなふうに子育てに役立つか知りたい方
- アニメが教育に役立つなんて信じないと思う方
- 我が家がどんなふうにブルーロックを見ているか関心がある方
ブルーロックの魅力
ブルーロック魅力①メインテーマは「エゴ」
ブルーロックの代名詞と言えば、
「エゴイストになれ」です。
エゴって、一般的にはあまり
いいイメージのない言葉ですよね。
「自己中心的」
「自分本位」
「他人には横柄で自分最優先」
という意味です。
「協調」
「絆」
「ワンフォーオール・オールフォーワン」
を好む日本人にとっては、
対極の考え方です。
「一流の選手になりたければエゴイストになれ」
とコーチの絵心(えご)さんが
繰り返し言っています。
つまり一流の何かになるには、
自分の欲に向き合い、ひたすた
求める「エゴイスト」になる事が
必要だと説いています。
このアニメを見ると、
「子供にはエゴイストになってほしいな」
と思わずにはいられません。
ブルーロックは、アニメ全体を通して
「エゴイストになれ」
とメッセージを出しています。
こういうアニメ、初めて見ました。
驚いたのと同時に、
「エゴって大切だよね」と
感銘を受けました。
一般社会だって、
「もっと勉強して知識を深めたい」
「誰よりも会社で昇進したい」
「より充実した毎日を過ごしたい」
と思うだけでは何も変わりません。
しっかり自己を見つめて、
行動し続けた人だけが成果を得られます。
普段穏やかに生活していると、
ついつい忘れがちな
「生きるって戦いだな」という事実を
ぐぐっと思い出させてくれました。
「エゴイストになれ」
というメッセージは、子供にも
とても響いているようです。
アニメを見終わった後の子供に、
「これからどういう風に生きたいかな?」
と聞くと、面白いほど
「本音」が聞けました。
長男(小3)はコミュ力モンスターで、
ほわほわした平和主義者なのですが…
僕はね、将来ずっと家に引きこもってプログラミングを作り続けたいんだ!面白いゲームをたくさん作って、皆を楽しくさせるんだよ!
と、全く予想外の将来の夢を
語ってくれました。
小3にしては、なかなかのエゴイスト
だなと感じます。
「え、人と話すのが好きだと思ってた!」
という親の感想は胸にしまいました…
夢に正解も不正解もありません。
現時点で、「彼の思う将来像」
を知るいい機会になりました。
その夢を持ち続ける限り、努力を
惜しまず前進してくれることを
のぞみます。
「自分のエゴを知る」
「エゴイストになるために何をすべきか」
など、親子の会話がはずみます。
ブルーロックのお陰で、
自己を振り返る機会が出来ますよ!
ブルーロックの魅力②「才能」とは、自分のエゴを存分に発揮できること
アニメでコーチの絵心(えご)さんは、
ブルーロックに召喚された高校生たちを
「才能の原石」と表現しています。
ブルーロックに招待されるのは、
一定以上のサッカーの成績がある
子どもたちです。
「才能の原石」とは、
これから練習をすることで
サッカーの技術を上げていく意味だと
思っていました。
ところがそれだけじゃなかったんですね。
「才能」という言葉について、
もう一度考えされました。
自分の能力を、求められている場面で
必ず発揮できることを「才能」と
表現しています。
あーなるほどなーって思いました。
私たちは一人ずつ、その人なりの
能力がありますよね。
その能力を、求められた場面で
必ず発揮出来たら最強ですもんね。
「才能」っていう言葉が、
一気に具体的になりました。
- 自分のエゴ(心からの欲求)を知る
- エゴを叶えるための努力をする
- 自分が求められたとき、必ず成果を出す力
上記のポイントを継続出来て初めて
「才能」と呼ぶのだということです。
夫もこの言葉に影響を受けたようで、
より自己実現のための行動を進めています。
子供にとっても効果絶大でした。
自宅に引きこもってプログラミングを
作りたいと言った長男に、
こう伝えました。
じゃあ、「あなたは家にいて、プログラミングを作り続けてくださいね」って言われるくらい、特別な存在にならないといけないよね?
子供がはっとした表情になり、
もくもくとプログラミングの勉強を
はじめました。
今やることが分かったようでした。
実際、プログラミング作品を作る頻度が
上がりました。
コードもより複雑になり、
日々努力し続けています。
そんな兄の姿を見て、1年生の次男も
1日1作品をscratchで共有し続けています。
1年生ですがパソコンのローマ字打ちも
スムーズになりました。
そのうえコピペなんかも出来ていて、
なかなか頑張っています。
小学生に将来のことを話しても、
なかなか伝わらないですよね。
高校生が主人公のブルーロックは、
子供たちに「少し先の未来」を
見せてくれるようです。
ありがとうブルーロック!
ブルーロックの魅力③負けて絶望してもエゴを求めるものが勝つ
ブルーロックでは、
「負けを知らないと強くなれない」
「負けて絶望しても、自分のエゴを求めた者のみ勝利がある」
と伝えています。
「負ける」って、なるべくなら避けたいし
いざ負けたら落ち込みますよね。
自分のエゴを求めるなら、誰かに負ける事
もたくさんあると思います。
だって世の中広いですから。
自分より能力の高い人なんて
山のようにいます。
負けたときに現実逃避せず、
「負けを認め、悔しい思いを受け止める」
事の大切さを教えてくれます。
また負けて絶望的になっても、
そこで自分のエゴをあきらめずに
努力を継続できる人にはチャンスが
廻ってくると描いています。
頭ではなんとなく理解していたけど、
セリフとアニメによって、
より理解度が深まりました。
「敗北」をどう捉えればいいか、
とても分かりやすく言語化しています。
そもそも友情を描くシーンは少ないです。
「仲間」「友情」「絆」
が好きな方は、物足りないかも知れません。
戦いに負けた時は、
あっけないくらいに舞台から消えます。
勝ち残った人たちも、
いつも誰かに劣等感を感じ、
それを勝利への原動力に変える能力を
持っています。
皆が「自分が最高のストライカーになる」
ために、目標に向けて突き進んでいます。
子育てをしている身にとって、
子供に負けをどう理解してもらうか、
実はとても苦労していました。
親からすれば、子供が負けて絶望している
姿は見たくないです。
生きるうえで避けて通れない
「敗北」を、ブルーロックは
極めて前向きな言葉にしてくれたと
感じます。
日本のスポーツって、負けると
「惜敗」
「一歩手が届かず」
「負けたが記憶に残る試合」
という表現が多いですよね。
一見試合をしている選手を
称えて、優しく表現しています。
ところが見方を変えると、
「負けることに向き合うのが苦手」
となるのかもしれません。
負けることは恥ずかしくない。
負けることは終わりじゃない。
そこからどうやって学び、
自分のエゴを叶えていく過程を
教えてくれる教科書でした。
親として、とてもありがたかったです。
ブルーロックから影響を受けた子供の行動
休み時間の鬼ごっこを「戦略をたてて」あそぶようになった
ブルーロックの影響は、
小学校生活にも及びました。
勝負ごとに無頓着だった長男。
「みんな笑って平和なのが好き」
と、にこにこしているタイプです。
これまでも小学校の休み時間に
校庭で鬼ごっこするのは好きでしたが、
あくまでも「参加する」だけでした。
ところがブルーロックを見始めてから、
「勝つ」ことに興味がわいてきたようです。
現在長男は、
「いかに最速で鬼を追いかけるか」
「いかに効率よく逃げられるか」
を考えながら、勝利を目指して
鬼ごっこをしています。
具体的には、
「ダイアゴナルラン」を
実践してるとのことです。
ダイアゴナルランとは、味方選手がボールを保持している間に、ボールを保持していない選手が相手チームのゴールライン方向へ斜めに走ることを意味します。プレーヤーが斜めに走ることによって、ディフェンスの動きを誘い、ゲーム上有利な状況を生み出します。ダイアゴナルランをプレーの中に積極的に取り入れることによって、相手チームのディフェンスを翻弄し、ダイナミックで効率が良い攻撃を行なうことができます。
ホームメイトホームページより引用
敵味方の動きを見て、
タイミングよく斜めに走ると
勝てるようになったといいます。
これまで育ててきた私にとっては、
ほんとうに驚いた出来事でした。
みんなのことを、よく観察すると勝てるんだよ
これまでただ楽しく過ごしてきた
鬼ごっこに、彼なりの「目標」が
出来たようです。
こころなしか、顔つきも変わったかな。
(成長しているだけかも)
何にせよ、日常をただあてもなく過ごすより
数倍意味のある行動だと感じます。
視点が変わったのかなと思いました。
これからどんな変化があるか、楽しみです。
自分のエゴを叶えるには、他者とのセッション(融合)が欠かせない
いくら「エゴイストになれ」と言っても、
独りでは何も始まりません。
同じ志を持つ者同士で高めあう必要
があります。
ブルーロックでも、セッション
(他者との融合)からたくさんの選手の
才能が開花します。
子供たちがそれぞれ自分のエゴを見つけ、
突出させられるようになって欲しいのと同時に、
「同じような仲間と高めあう機会を増やしたい」
と考えています。
クラスや地域を超えて、世界中の人と
繋がれる環境を作れるのがネットの強みです。
日々頑張りつつ、いろんな人からの刺激や
共同作業を経験してほしいです。
プログラミングに関していえば、
scratchは世界中の人が作った作品を、
自由にリミックス出来るのがメリットです。
作品を通して、世界中のたくさんの才能が
切磋琢磨している世界が広がっています。
興味の続く限り、自分のエゴを
「プログラミング作品」として
作り続けて欲しいと思っています。
まとめ
ブルーロックの世界観を
「子育て中の母親目線」で
お伝えしました。
正直、作中の言葉遣いなどは
高校生仕様なので、少しあらく
感じることもありますが…
小学生にも親にも
刺激的な内容なのでおすすめです。
ただ楽しいスポーツ物語ではなく、
「友情もの」でもない、
「ドライだけどとても人間くさい」
大好きなアニメです。
男の子だけでなく、女の子にも
楽しく見てもらえる内容だと
思っています。
また、サッカーの知識ゼロでも
十分に楽しめます。
皆さんも一緒に、エゴイストに
なりませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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