子供がタイピングゲームをしていたら、
皆さんはどんな声を掛けますか?
子供たちが、小学1年生と3年生になりました。
通っている小学校は、タブレット学習を
全学年に取り入れています。
学年や先生によって多少の違いはありますが、
「タブレット学習を積極的に活用しよう」
という雰囲気が強いです。
二人のタブレット学習を見守る親として、
「どんな声掛けをしているか」
「その声かけによって起きた子どもの変化」
をお伝えします。
最後までお読み頂けると嬉しいです。
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タイピングゲームでお悩みの方、いらっしゃい
この記事は、以下の方におすすめの内容です。
- お子さんのタブレット学習に不安がある方
- 親子共、タブレットとの向き合い方にお悩みの方
- 子供がタブレットで遊んでばかりの方
- お子さんがタイピングゲームにはまってお困りの方
小学校2年生の時、子供がタイピングゲームにはまった
タイピングゲームを担任の先生におすすめされた
上の子の話です。
上の子の学年は、「タブレット学習」に熱心でした。
特に先生たちが目指していたのは
「タイピングスキルの向上」です。
親に対しては、先生から1学期の保護者会で
以下のような説明がありました。
先生がタイピングゲームをおすすめした理由
- 「文字を書くように、タイピングが出来るようになってほしい」から
- 2年生のうちにタイピングが出来るようになると、高学年になった時にタブレット学習がスムーズに行えるから
- ローマ字入力を覚えられるから
おすすめされたのが
「タイピングゲーム」です。
無料で出来るタイピングゲームを
いつくか紹介されました。
「タイピングゲーム」とは
タイピングソフトの事です。
タイピングソフトとは、主にパーソナルコンピュータにおいて、タッチタイピングを習得するために供されるソフトウェアである。打鍵練習ソフト。
Wikipediaより引用
基本的に無料のソフトで、
タイピングする人のレベルに合わせて
ゲームが進んでいきます。
「シューティングゲーム」
「バトルゲーム」
にタイピングを組み合わせ、
楽しくタイピングを覚えられる
ようになっています。
素直な子供たちは、
続々とタイピングゲームに取り組み、
メキメキとスキルを上げていきました。
子供たちのクラスでは
「バトルゲーム形式のタイピングゲーム」
が大流行しました。
1分間に300文字打てたよー!
〇〇レベルのラスボス倒したよー!
みんな連日、teamsで
タイピングの速度やレベルを
報告しあっていました。
お互いのレベル向上を称えあい、
切磋琢磨する様子がとても印象的でした。
タイピングゲームの数字にばかりこだわりだした
我が家の子供も、
毎日帰宅後にタイピングゲームを
するようになりました。
もっと早く打てるようになりたい!
まさに取り憑かれたように、
来る日も来る日もタイピング三昧に
なる子供…
学校でおすすめされた事もあり、
はじめは私も応援していました。
ですがあまりの「数字へのこだわり」
ぶりに、次第に困惑し始めました。
「1分間にたくさん打てるようになりたい」
「レベルアップして、強い敵を倒したい」
「クラスの皆に褒められたい」
との思いが、どんどん濃くなったようでした。
少しでもタイピングミスをすると
イラッとした顔になりました。
ゲーム中に家族が話しかけると
「今はそれどころじゃないんだよ!」
と、語気が強くなるように。
いつもにこやかな笑顔がどこへやら。
イライラしながらタイピングをする姿は
見たくありません。
うーん。
このままじゃ駄目だと、
ゆっくり子どもと話し合う機会を
作ることにしました。
タイピングゲームにはまった子供への声掛け方法
タイピングスキルで何を表現したい?将来何をしたい?
タイピングスキルを磨く目的って何でしょう。
「考えを正確に、迅速にアウトプットする」
この答えは、様々な経験を経た大人だからこそ
出てくる答えです。
大学に行けば、パソコンで連日レポート提出をします。
会社に入れば、的確かつ分かりやすい言葉で
メールを送る必要があります。
決裁文書、営業レポート、人事評価書
など、たくさんの文字を打ち続ける人生
が待っています。
またネットの掲示板やSNSの書き込み
を見る年齢も、以前より低くなっています。
「悪口」「誹謗中傷」「煽り」
などを目にする機会も多いでしょう。
子供たちがせっかく手に入れたタイピングスキルは、
「誰かを傷つける」道具に使って欲しくないです。
つまり、タイピングスキルは
「人生を豊かに生きる」
為に重要な道具だと、大人が伝える事が大切です。
ただ残念なことに、子供はまだその事実を知る
機会がありません。
知らないから、「ゲーム」としてのめり込みます。
これから先、どんな人生を経て
タイピングスキルが必要になるのか、
大人から真実を伝える絶好のチャンスです。
「子供を怒るタイミング」を
「手間を惜しまずに子供に伝えるタイミング」
だと考えることにしました。
子供に、こう伝えました。
「もう、十分にタイピングスキルが身についたね」
「そのスキルでどんな文字や言葉を打って、何をするの?」
その一言で、子供は理解したようでした。
「えーとね、自分の好きなことをもっと調べたい」
「プログラミングで、世界中の人とつながりたい」
次の日から、憑き物が落ちたようになりました。
タイピングスキルは必要だと、親子ともに実感!
実際のところ、タイピングスキルは
小学生にとってどれほど必要なの?
小学生こそ絶対に必要!
早く習得して損なことはない!
「そもそも、小学生にタイピングスキルは必要なのか」
疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これに関しては、断言できます。
「タイピングスキルは必要」だと。
子供の様子を例にお伝えすると…
まずはタイピングスキルが格段にあがり、
タブレット学習の幅が広がったように感じます。
オンラインの宿題や、自己学習
に掛かる時間が圧倒的に少なくなりました。
タイピングが早くなったことで、
「数学」
「科学」
「プログラミング」
などについて、自発的に勉強する時間が
増えました。
何より、本人が毎日とても楽しそうでした。
定期的に担任へ提出する「自主学習レポート」の
内容も、格段にレベルが上がりました。
「考える」と「打つ」がほぼ同じ速度で
出来るようになったお陰です。
「打つ」ことを意識しなくてもいいと、
子供は驚くほど学びを深めていきます。
タイムロスなく入力できるのは、
「知りたい」「調べたい」
という探求心を育てます。
速く正確に打つことで、1つのテーマを
広く深く調べられるようになった結果です。
「タイピングの壁」が無くなり、
より自分の関心のある分野への
探求心が膨らんでいるのを
目の当たりにしました。
明らかに子供にとって
「大切なスキル」が身についていると
実感できました。
ちなみに子供は1分間に350文字
前後の文字を入力します。
(私は200文字位でした…)
どの小学校も、タイピングゲームには消極的?
小学校もタブレット学習に苦戦しているのかな
お子さんが通う小学校は、タイピングゲームや
タブレット学習を推奨していますか?
引っ越す前の小学校は、前向きな雰囲気でした。
担任によってばらつきはあったと思いますが、
「タイピングゲームは悪い」
「タブレット学習は良くない」
なんていう方針ではありませんでした。
ところが…
どなたかお偉いさんの鶴の一声で、
真逆の方針になりました。
「タイピングゲームは学校で禁止」
「タブレット学習より、人と人同士でつながろう」
その結果、今年度から圧倒的に
タブレットの出番が減りました。
小学校1年生に至っては、
例年5月に貸与されていたタブレットが
夏休み前まで後ろ倒しになりました。
コロナ禍を経て、小学生の学習方法に
選択肢が増えたのに…
学ぶ機会を奪われた子どもたちを思うと、
なんとも言えない気持ちになりました。
兄弟でタブレット学習を楽しみにしていた
1年生の下の子は、寂しい顔をしていました。
また、引越し後の新しい学校では、
そもそも学校貸与のタブレットで
タイピングゲームはできません。
フィルタリングの基準がかなり厳しく、
学校でもほどんと活用されていないようです。
せっかくいい端末なのにもったいないな…
と、思わずにはいられません。
ここまで規制が厳しくなった背景を考えると、
「我が家とおなじような問題に直面した
家庭が多かったのかな」
とも思います。
成績が落ちるのは、タブレットのせいですか?
近所の保護者から、こんな話を耳にしました。
〇〇先生はタブレット学習ばっかり!
タブレットのせいで、漢字の成績が落ちた!
ノートに書きこまないと勉強にならないんじゃない?
子供の成績が落ちると、何かのせいにしたくなるものです。
その対象がタブレット学習になったら要注意です。
それは本当に担任の先生のせいですか?
学校のせいですか?
一日の大部分を過ごす場所は「家」です。
家の中の環境を整えたり、
子供と話し合いをするのは
「保護者の大切な役目」です。
鉛筆の持ち方や、ひらがなの書き方
を教えるのと同様に、
「タイピングスキルの大切さを伝える」
「タブレットでの時間の使い方を教える」
手間をかけませんか?
面倒かもしれませんが、いずれ必ず必要になる
時間です。
子供や学校にたいして怒るのは、
筋違いだと感じます。
私はタイピングの重要性を
教えてくれた先生に感謝しています。
だって、子供がこんなに活用してるから。
自分の子供の性格や生活習慣を
しっかり把握している親だからこそ、
子供にあったタブレット学習方法を
(タイピングゲームを含めて)
一緒に模索する手間はかけましょう。
インターネットの世界を伝える
親の話を受け入れやすい低年齢のうちに、
「タブレットとの付き合い方」
「ネット世界のメリットとデメリット」
を伝えましょう。
私は、「ネット広告」の注意などを
よく子供にしています。
(無料で稼げる秘密を教えます的なもの)
実際のネット広告を見ながら、
広告詐欺の身近さ、怖さを教えています。
子供は驚きつつも、
「クリックしないように気を付けよう」
と学習してくれます。
小学生を子育て中の今、
子供の好奇心とどう折り合いを
付けるかとても悩みます。
なるべく子供の変化に早く対応できるよう、
適度な距離で見守る手間は
掛け続けたいと思っています。
タブレット学習について、我が家の方針は?
夫はもともとパソコンマニア。
学生時代の自作パソコンが今も現役です。
「ネットの世界を使い倒せ」
を、夫婦ともにモットーとしています。
そのため、子供たちは家庭内で自由に
パソコンやタブレットに触れています。
我が家は、子どもたち各自1台ずつ
ノートパソコンとタブレット
を用意しています。
プログラミングなど、がっつりやりたいときは
ノートパソコンを使います。
布団に寝転びながら学びたいときは
タブレットをそれぞれ持って過ごしています。
上の子は、たまにタイピングゲームをします。
現在の自分のスキルを把握しているようです。
タイピングの数字にこだわりは無くなりました。
2年生の時に得たスキルを基に、
自分の興味のある分野への学びを進めています。
1年生の下の子は…
タイピングゲームをしていないのに、
いつの間にかローマ字を覚え、タイピングを
そこそこのスピードで行っています。
いつも隣り同士で座って、プログラミング
をしている上の子の影響でしょう。
それぞれ自分のやりたいことに必要な分の
タイピングスキルを磨き、
自分の道を進んでいます。
同じテーブルで、私は今このブログを書いています。
子どもたちを見守りつつ、
伸び伸びと学べる環境を作れるように
試行錯誤は続きます。
まとめ
今回はタイピングゲームにはまった子供への、
効果的な声掛けについてお伝えしました。
思い返せば、私たち40代もドラクエやマリオに
莫大な時間を費やして大きくなった世代です。
同じような道を通ってきたのに、
ついつい子供に厳しく
「ゲームばかりしているとだめだ!」
なんて、偉そうにいってみたり。
私たちの親世代も同様に、悩みながら
怒っていたのかもしれません。
時代の転換期を生きる子供たちに対して、
「大人が一方的に怒る」時間を、
「子供に将来を考える機会を作る」
時間にしてみませんか。
- 私たち大人が気分よくなるために怒ってないか。
- 大人の都合のいいような声かけをして誘導しないか。
上記の2つをいつも意識しながら過ごしています。
子供が心身ともに成長していく姿を見守るのが、
目下の私の目標です。
(そうはいっても、しょっちゅう怒ってしまいます。反省)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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