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こんにちは、管理人のたれめしです。
夏真っ盛り。
ジリジリと照りつける太陽の下で、
子どもたちの歓声が響く小学校のプール。
拡声器越しに聞こえる先生の声。
「現代のプール授業ってどんな風に行われているんだろう?」
「実際に先生たちはどんな準備をしているんだろう?」
そんな純粋な好奇心と、我が子の学校生活への関心から、
今年の夏は思い切って小学校のプール監視
ボランティアに参加しました。
プールサイドの照り返しを受ける数時間。
そこで目の当たりにしたのは、想像よりも
はるかに過酷で、細やかな気配りに満ちた
「現場のリアル」でした。
ボランティアという視点から見た、
学校の先生たちの奮闘と、その裏側にある激務
についてお伝えしたいと思います。
最後までお読み頂けると嬉しいです。
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小学校のプール授業について知りたい方、いらっしゃい
この記事を読むと、こんなことが解決できるかも。
- 小学校のプール授業の「今」や裏側が気になる保護者の方
- 学校の先生たちの実際の忙しさや苦労を知りたい方
- プール監視ボランティアに興味がある、またはこれから参加してみたい方
1. 「プールの授業」の大変さ、想像以上です
文部科学省から各自治体に対して、「プール授業の教員の負担軽減」を要請
以下の文書は、文部科学省担当局長とスポーツ庁長官の連名で、
全国の自治体の教育委員会教育長に向けた依頼文書の抜粋です。
令和6年7月10日に作成されたものです。
学校における働き方改革に配慮した学校プールの管理の在り方について
(冒頭省略)
学校プールの管理業務に関する教師等の負担を軽減するための取組として、
指定管理者制度を活用したり、民間業者へ委託したりすること等を通じて教師等
の負担を軽減することが考えられます。各学校設置者におかれては、こうした取組ついて御検討いただくとともに、引き続き学校で学校プールの管理を行う場合でも、管理員の配置や自動で給水を止めるためのシステムの導入、複層的なチェック体制の構築、マニュアルの作成等を通じ、学校プールの管理を特定の教師等に任せきりにせず組織として適切に行うための環境整備を徹底いただくようお願いします。
また、学校プールではなく、地域の公営・民営プールを活用して、水泳指導を行うことも考えられます。
(文末省略)
文部科学省ホームページ 「教師を取り巻く環境整備について〜自治体関係者の皆様へ」より一部抜粋引用
この文書が出た頃、「プールの水止め忘れ事案」
が多数発生し、「先生の負担が多い」との声が
上がり始めた時期と重なります。
プール授業の教員への負担の多さは、
官公庁レベルで改善しようと取り組む、
「切羽詰まった状況」と言えます。
「プール遊び」と「プールの授業」は全くの別物!

毎年夏は、息子たちを連れて市営プールに
通います。
たった2人の我が子を見守るだけでも、
一瞬たりとも気が抜けません。
(私自身泳ぐの大好きです。バタフライ以外の3泳法なら、止められるまで泳ぎ続けられます)
泳ぎに自信がある私でも、
「子どものプールの監視」には
人一倍気を使います。
「顔が沈んでいないか」
「泳いでいる人とぶつからないか」
「女の子のお友達と必要以上に身体接触していないか」
たった2人ですらこれだけの神経を使うのです。
「他学年合同のクラス全員」
「習熟度がバラバラの児童」
が相手となると、先生の気苦労は
本当に想像を絶するものがあります。
プール遊びと、プールの授業は
目的が全く違います。
「余暇を楽しむ」
「家族や友人との思い出つくり」
は、ぜひ保護者が計画をたてて、
責任を持って楽しみましょう。
学校の「プールの授業」の最大の目的は、
「命の大切さを知るため」です。
「楽しいプールの時間」の裏側で、
先生たちは一瞬たりとも気を抜けない、
命を預かる圧倒的なプレッシャーと
戦っていました。
2. 驚きの連続!ボランティアが目撃したプールの裏側
実際にプールサイドに立ってみて、
「ここまでやっているのか」
と一番驚いたのが、
授業前後の環境整備と安全・衛生管理
の徹底ぶりです。
プール授業の先生の様子① プールサイドの「高温対策」との戦い
直射日光を浴びたプールサイドの
コンクリートを触ったことがありますか?
乾くとすぐに危険なほどの高温になります。
子どもが裸足で歩いたり座る場所
だからこそ、火傷を防ぐために絶やさず
水を撒き続けなければなりません。
これが想像以上に体力を使う重労働でした。
私も少しお手伝いをしましたが、
炎天下のコンクリートは灼熱です。
先生方はこまめにプールサイドを手で触って、
足の裏やお尻などにやけどが出来ないよう、
常に温度を確認しています。
プール授業の先生の様子② 水中の落ち葉すくいは見た目以上の肉体労働
児童がプールを目にする時、
水中はゴミひとつない状態です。
なぜか。
授業前に先生が水中で網を使って
丁寧に一つずつゴミを拾っているからです。
屋外にあるプールには、どうしても
風で落ち葉や虫が入り込みます。
授業の合間や開始前、先生たちは水中に
浮かんでいる葉っぱをすくい取り、
プールサイドのゴミを片付けていました。
水中の清掃作業は大変です。
水の抵抗で思うように網を動かせないので、
かなりの体力が奪われます。
プールのゴミを拾い終わった先生の
後ろ姿、めちゃくちゃ疲れていました。
安全で衛生的な環境を保つための
地道な作業の多さには、頭が下がります。
男性の先生方も、皆さん
ラッシュガードを着用していました。
日焼け対策と体力温存には
必要不可欠ですね。
プール授業の先生の様子③ こまめな水質検査
「安全な水質か」を確認するため、
先生たちは何度も水質検査を行っていました。
塩素濃度の確認後、毎回記録していました。
驚いたのが、担当教員だけでなく、
他の学年の先生達もちょこちょこ
水質検査の記録を見に来ていたこと。
午後のプール授業は出来るのか、
なにか問題が発生していないか、
多くの先生の目で「児童の安全」
をチェックしていました。
以上挙げた3点は、あくまでも
「プール授業の業務の一つ」です。
授業の指導だけでなく、こうした
「物理的なメンテナンス業務」
が山のようにあるのです。
これらに加えて授業そのものの準備、
着替えや後片付けの指導があります。
私がボランティアに参加するたびに、
先生方は「暑い中ありがとうございます」
と声掛けしてくださいました。
いやいや、先生のほうが
何十倍も大変です。
3. 現代ならではの配慮と、男性・女性の先生の気配り
いよいよプールの授業が始まり、
児童のきらきらした声が響きだした頃…
さらに現場で強く感じたのは、
現代の教育現場における細やかな
「配慮」の難しさでした。
習熟度別に分かれて指導をしていた時、
水中に入っているのはすべて女性の先生でした。
体を支えたり、手足を持ったり。
そういう身体的な接触に対して、
男性の先生は関わっていませんでした。
男性の先生はプールサイドから拡声器で
指導のみ。
フリーで動いていた男性の先生は、
プールサイドで順番をまっている児童に
バケツで水をかけてあげていました。
男女の先生で、役割が明確でした。
またプールから上がる際の事です。
児童の体がきちんと拭き取れているか、
着替えがスムーズにいっているかなどを
先生が確認する必要があります。
その際、女子児童への確認は女性の先生が担当する
など、ジェンダーへの配慮が徹底されていました。
男性の先生方は、安全管理を最優先しつつ、
周囲への配慮や適切な距離感に想像以上の
神経を使っているのが伝わりました。
プライバシーやコンプライアンスが厳しく
問われる現代において、プールの指導が
「いかに気を使うストレスフルな業務か」
を目の当たりにしました。
4. 濡れた髪のまま次の授業へ…「一息つく暇もない」過密スケジュール

プール授業が無事に終わったあとも、
先生たちの戦いは続きます。
授業中は先生たちも水に入っているため、
髪の毛までびっしょり濡れています。
その濡れた髪をさっと整え、気持ちを切り替えて、
次は教室での通常授業や事務作業に
備えなければなりません。
屋外の授業は、先生自身の体調にも
大きく影響します。
風邪気味や怪我の治療中はもちろん、
月経や妊活など、女性の先生の負担も
大きいです。
かといって他の先生が毎回代わりに入る
人的余裕もないように感じます。
冷えた髪や体で、息つく間もなく、
先生方はプールをあとにしていました。
私はたった数時間の屋外見守りでさえ、
それなりに疲れました。
ボランティア終了後は、帰宅し1人で
にんにく増し増しラーメンを食べられます。
先生は違います。
プール授業の前後には、教室での授業や
クラス運営、保護者対応などの
膨大な仕事が待ち受けています。
「プールがあるからその分授業が減る」
わけではありません。
ただでさえ忙しい時間割の中に、
この過酷なプール業務が丸ごと
組み込まれているのです。
先生たちがどれほどタイトなスケジュール
で動いているか、その一端を垣間見ました。
5. まとめ〜先生たちに心からのリスペクト

今回のボランティアを通じて、学校の先生
という仕事の「業務の多さ」「細やかさ」、
そして何より「命を預かる責任の重さ」
を肌で感じました。
ニュースやネットで「教員の多忙化」
という言葉は見聞きしていましたが…
実際に汗を流しながら現場を支える先生たちの
背中を見て、「ここまでやってくれているんだ」
という実感が湧きました。
保護者や地域にできることは限られている
かもしれません。
まずはこの「見えない苦労や努力」を知ること。
そして、子どもたちが安全で楽しい学校生活を
送れるように支えてくれている先生たちへ、
心からのリスペクトを持つことが
何よりも大切ではないかと思います。
今年の夏、暑さの中で子どもたちに
寄り添い続けたすべての先生方。
本当にお疲れ様でした、ありがとうございます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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