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【海に近い家はどんな生活?】転勤で1年住んで分かった正直な感想

海の近くの家のアイキャッチ画像 子育て
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たれめしってどんなブログ?

ご覧いただきありがとうございます。
たれめしブログは40代2児夫婦が運営するブログです。

・データ分析が大好きな理系サラリーマン夫
・料理大好きな器用系妻と、2人の小学生男子の4人家族。

全国転勤をしながら、日本中を「暮らして旅する」家族です。
ふるさと納税の量コスパランキングの他、返礼品レビューや生活術を発信中です。

目の前が海の生活、憧れますか?

海の見える暮らしに憧れている方、
海近くの住宅購入を検討中の方、
海沿いに転勤予定の方などの
お役に立ちたいです。

引っ越してもうすぐ1年。

実際の住み心地と、暮らしてみて
分かった不便なことをお伝えします。

最後までお読み頂けると嬉しいです。
皆さんによく読まれている記事はこちらです。

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海の近くの生活について知りたい方、いらっしゃい

みんなの声の画像

こんな方におすすめの内容です。

  • 海が見える家に住むことに憧れがある方
  • マリンスポーツや釣りなど、海に関する趣味がある方
  • マリンスポーツや釣りなど、海に関する趣味はないけど海の近くに住みたい方
  • 海の近くの土地を購入予定の方
  • 近々海の近くに転勤予定の方
  • 海の近くに住むメリットとデメリットを知りたい方
  • 「海の近くだと魚が安いんでしょ?」と思っている方
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海の近くに住んで1年!理想と現実のギャップ、正直どうなの?

港湾都市のイメージ画像
港湾都市のイメージ

転勤族の我が家、1年前に海の近くへ転居

1年前、夫の転勤に伴い家族で引っ越しました。

これまで数回転居していますが、今回初めて
海の近くに住みました。

「海の近く」の定義はあいまいですよね。
我が家は以下の環境です。

※現在マンションに住んでいます。

  • 海まで直線距離1.5km(自転車で6分、歩いて20分)
  • ベランダから、太陽光で光る波の様子が見える
  • 波の音は聞こえない
  • 窓からほぼ海しか見えないので、カーテンは常に開けている

住む場所は夫の会社が指定する為、
私たちは言われるがまま、突然
「海沿いの生活」を始めることに。

これまで海は「電車に乗って出かける場所」
でした。

江の島やお台場など、観光と景色を楽しむ場所の
イメージが強かったです。

引っ越し後ベランダから見た景色は、
息を飲むほど美しかったのを覚えています。

「海の近くって、なんて素敵なの!?」
とテンションが高くなりました。

子供たちも海の美しさに感動していました。

引っ越した時の子供たちの反応や、
詳細についてはこちらの記事でお伝えしています。

📌引っ越しや転校に関する記事はこちらです。

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港湾都市の住み心地は?まずは海を知ろう!

「海の近く」と言っても、海の種類や
周辺地域の雰囲気は場所によって違います。

私が今住んでいるのは、漁港や観光港ではなく、
日本でも有数の「港湾都市」です。

港湾部に発達した都市。貿易や移出入など商業の中心地となるほか、工場群と隣接して工業地帯を形成するものもある。

コトバンクより引用

海上には世界中から来た大型コンテナ船が、
昼夜問わず無数に浮かんでいます。

海岸沿いには巨大工場や倉庫が立ち並んでいます。
その一方で観光施設や緑地も多く、きれいな街並みです。

スーパーが驚くほど多く、とても快適です。

海岸線にはランニングロードが整備されていて、
早朝や夕方に走っている人が多いです。

観光客は多くないので、年間を通して
人通りも穏やかです。

海の近くに住みたいと考えている方は、
まずはどんな種類の海に住みたいのか、
調べる事から始めましょう。

  • 海水浴場など観光客向けの海の場合、海沿いの商業施設が充実していることが多いです。にぎやかで便利な反面、道路が混雑し生活に支障が出ます。(有名なのは江の島や鎌倉)
  • 港湾都市の場合、常に道路に大型トレーラーやトラックが走行します。車の運転に慣れていない方は、前後トラックに挟まれながらの運転に緊張するかも。
  • 「遊泳できる場所か」「釣りが出来る場所か」など、住みたい街にある海の事を良く調べましょう。いざ住んでみて、理想の暮らしとのギャップがないようにしましょう。
  • どの種類の海でも、海は「いい景色」だけではなく「人間の労働の場」でもあります。漁港や観光業、物流業の中心であることをしっかり認識しましょう。

我が家は事前に調べる間もなく引っ越した為、
「何が出来る海なのか」分からないまま
秋になってしまいました。

昨年は夏休み前に引っ越しましたが、
海には行かずじまいでした。

1年かけて近隣エリアの海について調べ、
潮干狩りをしたり海水浴に行ったりと、
今年は海遊びを楽しんでいます。

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海の近くに住むメリットとデメリットを正直に伝えます

海沿いの道路のイメージ画像
海沿いの道路のイメージ

海沿いに住むメリット5選!実際に感じた良いところ

海沿いに住むメリットをまとめました。
1年住んでみて正直な感想をお伝えします。

1.海をいつでも五感で感じられる

海は五感を刺激します。

特に視覚的にとても刺激があります。
海は数分ごとに違う表情をするからです。

「うわーきれい!!」と、
海を見て何度言ったか分かりません。

晴れの日よりも曇りがちの日の方が、
海の色が濃く美しいことを知りました。

日常に海の景色が溶け込むことは、
人生に大きな刺激をもたらしてくれました。

正直、窓から海を眺めるだけで、
どこに出かけるよりも楽しいです。

海の匂いや潮風の湿度、船の汽笛など
まさに五感で海を楽しめますよ。

2.「海に出かける」のハードルが低い

海の近くに住むと、
休日やちょっとした散歩などで、
海に行くことが増えます。

海を見ながら過ごすのが楽しいのは勿論、
海沿いは頻繁にイベントがあるからです。

広場が多いため、フリマが毎週開催されます。
買い物帰りにちょっと立ち寄る事が出来るため、
「生活」と「外出」の境目が無くなりました。

わざわざ家族で遠出しなくても、
自宅や自宅周辺で十分に楽しめる
環境は、「海の近く」ならではです。

我が家は誰もマリンスポーツや釣りをしませんが…
海に関する趣味がある方は、海の近くに住むことで
移動時間と移動費の節約が出来ます。

近所に海釣りスポットがあり、
平日朝から釣竿を持った方が
自転車で出かけています。

海沿いにはカヤック専門店やサーフボードの
販売店も多いので、機材の購入や
メンテナンスも安心です。

「海」×「自分の特技や趣味」を合わせることで、
海沿いの生活を更に楽しむことが出来ます。

3.ただ海を見ているだけで気持ちが落ち着く

「マリンスポーツに興味がない」
「釣りもしない」
「ランニングやレジャーも興味ない」
方にとっても、海から得られるものが多いです。

何せ「見ているだけ」で、なんだか
気持ちが落ち着くからです。

例えば海の見えるマンションに住めば、
わざわざ海の近くまで行かなくても
海の景色の雄大さを享受できます。

ベランダから見える海は、
急な引っ越しで疲れた私の心を
十分すぎるほど癒してくれました。

毎日ベランダや窓から海を楽しみたいなら、
少し距離が離れても高台やマンションの
高層階での暮らしをお勧めします。

電車好きの方に「見る鉄」がいるように、
海も「見る専門」にしても楽しいです。

海に出かけたいとお考えの方は、
近隣の戸建てやマンションの低層階
に住むのがおすすめです。

4.子供たちが海や自然と触れ合う機会を作れる

現在小学4年生と2年生の男の子がいます。

2人ともプログラミングと読書が大好きな
インドア派兄弟です。

📌小学生男子2人の育て方に関する記事はこちらです。

ところが今の家に引っ越してから、
「海の楽しさ」
「自然の面白さ」
に惹かれているようです。

4月に行った潮干狩りも、
2人とも潮の引いた砂浜を懸命に
掘り起こしていました。

食べるのには小さすぎるあさりは、
「まだ赤ちゃんだから海に帰そう」
と言って砂に戻していました。

夏の砂浜の熱さや、海水の中で泳ぐ
小魚の様子など、子供達には
どれも新鮮に感じられるようです。

また子供と一緒に海や自然と過ごすことで、
大人も思い出を共有することが出来ます。

遠出しなくても、旅行に行かなくても、
「非日常体験」をいつでも味わえるのは
海の近くに住むメリットです。

5.野菜も魚も肉も安い!(物流費用がかからないからかな?)

悩む人
悩む人

海が近いってことは、魚介類が安いの?

「海が近いと魚が安い!」
ってイメージありませんか?

住んでいるところは港湾都市なので、
漁港は近くにありません。

個人的に釣りをしない限り、好きなだけ
魚が食べられるというわけではないです。

ところが…

港湾都市というのは日本の物流の拠点でも
あるわけです。

日本中や世界各国からとどいた食材が、
数多くある巨大な倉庫に集まっています。

偶然なのか分かりませんが、どのスーパーも
食材が都内の2~3割(半額以下も)多いです。

しかも野菜も魚も肉もとても新鮮なんです。

輸送費が掛からないからかな~なんて
思っています。(完全な推測です)

どちらにせよ、食材が安いのはありがたいです。
正直、海の景色よりも「食料品の安さ」の方が
私には嬉しいポイントです。

もしこの安さの秘密が、「海に近いから」
「物流倉庫から近いから」だとしたら、
これも立派な海沿いに住むメリットですよね。

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海沿いに住むデメリット4選!実際に感じた不便なところ

海沿いに住むデメリットをまとめました。
1年住んでみて正直な感想をお伝えします。

1.潮風は気持ちいだけじゃない!洗濯物が湿気ている&くさい問題

潮風は洗濯物が乾きにくいです。
外干し派の方には大きな問題だと思います。

どんなに日差しが強くても、洗濯物が
なんとなく乾ききらないです。

我が家はマンションの最上階なので、
日当たりは良いはずです。

それでも洗濯物を取り込むとき、
若干しっとりとした感触があります。

夏はまだいいのですが、冬は大変です。
都内に住んでいた時より、明らかに乾くまでの
時間が長くなりました。

洗濯物の乾き方にこだわりがある方は、
海の近くを避けるか、乾燥機をおすすめします。

あと、なんとなくですが洗濯物に潮の香りが
つく気がします。

洗剤を多くしても、柔軟剤を入れてもなお
勝ってしまう「潮のにおい」に、当初とても
悩みました。

「このあたりに住む人はみんな同じ匂いだ!」
と割り切って過ごせるようになりましたが、
洗濯物の匂いに敏感な方は、事前に調べた方が
いいです。

我が家はまた数年後に転居予定なので、
「あと数年」と割り切っています。

海の近くに住宅を購入予定の方は、
洗濯物をはじめ海の影響をよく考慮
することをおすすめします。

※風向きによっては、5km以上離れている工場の
煙がにおうことがあります。

住み始めてすぐのころは慣れませんでしたが、
今は「こんなものかな」と感じます。

海の近くって、風に乗って色んな匂いが
届きます。敏感な方はご注意を。

私はこのにおい問題は深刻に考えていて、
今後自分で住む場所を選べるなら、海沿いは
避けると思います。

2.海の近くは風が強い!窓の開閉は要注意!

海風、正直強すぎます。

今住んでいるマンションの窓は、
通常の窓より分厚い仕様です。

防音に優れているのは勿論、強い海風にも
対応できる頑丈な窓です。

個室の窓は2重窓になっており、窓からの
すき間風は全く入ってきません。

借りているマンションの標準設備のようですが、
これは裏を返せば「頑丈な窓が必要だ」と言う
事です。

風の強い日は、洗濯物は干すのをためらいます。
布団や毛布をベランダに干す前に、
必ず天気予報の風速をチェックします。

なぜなら布団や洗濯物が飛んでしまう
可能性がとても高いからです。

海風は一定方向から吹くだけでなく、
数分で風向きがガラッと変わります。

洗濯物は洗濯ばさみをしっかりとつけないと、
あっという間にベランダの床に落ちます。

近隣には戸建て住宅も多いですが、
基本外干しはしていないようです。

またベランダや玄関に植木鉢や物置を置く時は、
しっかりした重量でないと倒れます。

海の近くに住む際は、「海風」と上手に
付き合うことが大切です!

3.台風や津波などの自然災害に備える必要がある

海沿いの家は自然災害に弱いです。

自治体に頼ろうとするのではなく、
自分たちで調べ、しっかりと準備する
心構えを持ちましょう。

この家に引っ越してすぐ、地域の
「防災マップ」「浸水マップ」を
確認しました。

過去にどのような水害があり、
どれくらいの範囲で被害があったのか
を把握することは大切です。

住んでいる地域の事を知る事は、
「何かあったとき」に冷静な
判断をもたらしてくれるからです。

正しく恐れることで、必要以上に
備蓄をすることも防げます。

今の家に引っ越してから、非常用トイレの
準備や、防災バックの詰め直しを家族で
行いました。

「海の近くに住むと起こるトラブル」
「災害が起きた時にどうすればいいか」
などを子供たちと一緒に考えるいい
きっかけになりました。

海の近くならではの災害トラブルに
対応できるために、普段から適切な
準備を行うことが必要です。

4.港湾都市は大型トラック天国!車の運転だけでなく、普段の移動も注意が必要

整備された歩道のイメージ画像
整備された歩道のイメージ画像

前述したように、港湾都市は物流の起点です。
下記のような車が常時道路を走っています。

  • 数台の車を運ぶキャリアカー
  • 大型のタンクローリー
  • 超大型トラック

車好きの子供なら飛び上がって喜ぶような、
珍しくて大きな車のオンパレードです。

タイヤだけでも大人の身長位の大きさです。
軽自動車やバイクがおもちゃのように感じます。

車を運転する方は、このような大型車の中を
常に運転することになります。

運転に不安がある方、大型トラックの後ろを走る
のが苦手な方などは、事前に対策が必要です。
(公共交通網が発展しているので、我が家は車なしです)

どうしても運転が不安な方は、公共交通機関が十分に
発達しているベイエリアを検討しましょう。

また運転をする時だけでなく、徒歩や自転車移動の
際にも港湾都市ならではの問題があります。

歩いたり自転車に乗っているすぐそばを、
上記の様な大型車が走行します。

大きな車は、走行する際に風が起こります。
その風は海風とあいまって、強くなるんです。

幸い歩道がとても広く整備されているので、
風が強い日は歩道の端(車道と反対側)を
通行するようにしています。

特に雨が降った時など、傘があおられてしまう
可能性があります。

子供たちが通学する際も、
「なるべく車道に近寄らないように」
と注意しています。

海沿いの家に住む予定の方は、
車道だけでなく「歩道の広さ」
も確認してください。

毎日の移動の安心度が増しますよ!

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海沿いでの暮らしは後悔してる?本音で答えます

夕方の海のイメージ画像
夕方の海のイメージ画像

我が家は数年後に転勤予定なので、
割と客観的に海沿いの暮らしをしています。

そんな私が「海の暮らしを今後もしたいか?」
聞かれたら…

たれめし
たれめし

海の近くにはこだわらない!それよりも街づくりが成功して整備されている所に魅力を感じる!道が広くてまっすぐな今のエリア、最高!

海は確かに美しく、いつでも見られる環境は
ありがたいです。

ですが「海の近く」にこだわりはありません。

私たち家族の生活スタイルには、
むしろ「海の近く」よりも
「整備された街」の方がメリットが
多かったからです。

  • 道路が整備されている(歩道も車道も広くてまっすぐ)
  • コンパクトシティ(スーパーも娯楽施設も病院も近い)
  • 公共交通機関が複数ある(電車やバス網が発達している)
  • 役所関係の施設が近い(手続きが楽)
  • 公共施設が充実している(図書館や公営プール、科学館など施設がきれい)

私も夫も自転車が大好きです。
これまで住んできた場所は坂道や
くねくね曲がった道などが多かったです。

今のエリアは街作りがしっかりしており、
道路は広くまっすぐです。

歩道も自転車専用レーンもあり、移動のストレスが
ゼロです。

子供たちと一緒に自転車で外出しても、道路の見通しが
とてもいいので安心して走行できます。

「景色」よりも「毎日の快適さ」を求めた結果、
海へのこだわりは生まれませんでした。

私たち家族も、いずれどこか定住するかもしれません。
その時に出す条件の最上位は、必ず
「街並みが整っていて暮らしやすい」が
入る事でしょう。

今回海の近くに住んだことで、
「自分たちが本当に住みたい場所とは?」
の長年の問いに対して答えが出ました。

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まとめ

まとめの画像

海沿いの暮らしの実情を、正直に
お伝えしました。

1年住んでみて感じたことを、余すことなく
書き残せたと感じています。

「海沿いの暮らし=夢」ではなく、「選択肢」の
1つとして考える事をおすすめします。

実際に住むと沢山の発見があります。
それは嬉しいことだけではありません。

我が家は車を持たないですが、車が好きな
方は「塩害」についても真剣に向き合う必要が
あります。

毎日の生活の場として考えた時、皆さんの暮らしに
「海の近くの家」が本当にふさわしいか、ぜひ再度
思いを巡らせて見て下さい。

皆さんの快適でたのしい「海の近く」の暮らしに、
私の情報がお役に立てたら幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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