都合のいい人になると、
周りからの扱いが雑になります。
雑に扱われるだけでなく、
皆さんの時間や人生があっという間に
奪われていきます。
そんな生活から脱却しませんか?
最近夫と、これからの人生の過ごし方について
話す機会が多いです。
「どんなふうに生きていきたいか」
「どんな人生を作りたいか」
話し出すと自然と前向きな気持ちになり、
年を重ねるのがますます楽しみになります。
この会話をしているとき、
ふと気が付きました。
私たち2人は
「誰かの暇つぶし相手になること」
を徹底的に嫌い、避けて生きてると。
避けて通れない人間関係の中で、
「自分がどうしたいか」を明確にし、
「都合のいい人」「どうでもいい人」
にならないための工夫を
重ねてきました。
「都合のいい人にならない」
為の、私の考えと行動例を
お伝えします。
最後までお読み頂けると嬉しいです。
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「都合のいい人」になりたくない方、いらっしゃい

こんな方におすすめの内容です。
- 誰かに誘われると、とりあえず「OK」してしまう方
- 人との約束事で予定が埋まっている方
- 気が付くと、いつも誰かの愚痴を聞いている方
- 断るのが苦手な方
- なぜかいつも疲れている方
まずは「都合のいい人」について考えよう

「都合のいい人」ってどんな人?
「都合のいい人」って、どんな人でしょう?
私が思うに、「優しい人」です。
その優しさの為に、周囲の人の
「承認欲求」や「過度な要求」を
受け入れてしまう器の大きな人です。
「都合のいい人」って、
一見マイナスイメージの多い
言葉ですが、私はそう思いません。
「都合のいい人」は、
付き合うのに「ちょうど良すぎる人」
なのではないでしょうか。
優しさが豊かなお陰で、
周りの人は幸せな気分になれます。
ところが本人は、自分の生活を
思うように過ごせていないことが
あるのかもしれません。
「都合のいい人」の特徴は、
他人の要求や期待に過剰に応じようと
行動しがちです。
反面、自分のニーズや感情を犠牲にする
傾向があるように思います。
私の考える「都合のいい人」
は、以下のような特徴があります。
1. 自分の意見を言わない
優しい人は、周囲の希望を優先します。
他人の意見や要求に従い、自分の考えや
気持ちをあまり表に出しません。
優しい性格が故の行動ですが、
自分の意見をはっきりと主張しない事で、
他人がその人を「都合のいい、扱いやすい人」
と感じるかもしれません。
2. 断るのが苦手
優しい人は、相手のがっかりした顔を
見るのを避けます。
そのため、他人からの依頼やお願いを
断れないケースが出てきます。
「NO」と言うことに罪悪感を感じやすいです。
相手を失望させたくないために、自分の負担に
なることでも引き受けてしまいます。
3. 他人の期待に応えようとする
優しい人は、頑張り屋さんです。
他人の期待に過剰に応えようとし、
自分の時間やエネルギーを削ってでも
相手に尽くします。
「頼りがいがある存在」は、時に
「都合のいい存在」になる事もあります。
4. 感謝や報酬を求めない
優しい人は、奉仕の精神に満ちています。
自分が与えたものに対して、感謝や見返り
を求めません。またはそれを求めるのが苦手です。
相手が何も返さないことがあっても気にしない、
もしくは我慢してしまう傾向があります。
5. 相手の都合に合わせすぎる
優しい人は、気遣いの人です。
相手のスケジュールや都合に過剰に合わせます。
その結果、自分の予定を後回しにして
しまうことが多いです。
相手のために時間を割くことで、
自己犠牲的な状況に陥ることがあります。
また他人の感情を読み取るのが得意です。
相手の機嫌や感情に敏感で、相手が不快に
ならないように過剰に気を遣います。
このため、自分の本心や不満を隠し、
相手を優先することが当たり前に
なってしまうことがあります。
6. 役に立ちたい気持ちが強い
優しい人は、誰かの役に立ちたい人です。
他人からの評価や承認を非常に重視し、
他人の期待に応えようと努力を惜しみません。
「周囲の役に立っているだろうか」
と常に心配し、不安に思っています。
評価されるためならと、必要以上に頑張ります。
その結果、更に相手の都合に合わせて
行動してしまう事があります。
私もかつて「都合のいい人」だった

「都合のいい人」について
具体例を挙げてみました。
どうしてそんなに「都合のいい人」に
詳しいかといいますと…

かつての私はまさに「都合のいい人」だったから
誰かのために自分を犠牲にすることを
「正しい」と思っていたんです。
こういう経緯に至ったのは、
家族構成や、教育環境など、
さまざまな要因が絡みます。
振り返ってみて思い当たるのは、
以下の点です。
- 家族全員、「人にやさしく」という性格だったから。
- 女子校育ちだから。(女子校は、体の大きな女性が小さな女性を助けます)
- 「助けてください」というのが恥ずかしかったから。
特に自分の希望はなく、生きてきました。
周囲が楽しんだり、感謝されることが生きがいでした。
一方で、連日の予定に疲れたり、
部屋の掃除をするのもおっくうになる位、
自分の生活がおろそかになっていました。
結婚後も、家族や親戚付き合いに、
必要以上に気を遣ってきました。
「いい奥さんだね」
「気が利く人だね」
の評価のために、
人生を全振りしていました。
(そりゃ疲れますよね…)
「都合のいい人」にならないために

「都合のいい人」を辞めたきっかけ
30年以上「都合のいい人」だった
私が、自分の行動を振り返ったきっかけは
何でしょうか。
それは「家族の死」です。
闘病を経て家族が亡くなった時、
嫌でも「人生には終わりが来る」事を
思い知らされました。
「私はこのままでいいのか」
「私は本当はどう生きたいのか」
過去の自分の言動を振り返るうち、
ひとつの結論に至りました。

自分の人生を大切に過ごし、自分の思いに正直に生きたい
そこからの振り切り具合は、
夫も驚くものでした。
「都合のいい人」になる要因を
なるべく減らすようにしました。
- 1年以上やりとりのないLINE相手は削除。
- 昔の知人から連絡があっても、「話したい」気持ちがない人とは話を盛り上げない。
- 過度に話し相手の機嫌を気にしない。
- いつもうわさ話している人に近づかない。
- どうでもいい話題をする人には反応しない。
- 「私がやらなくては」と肩に力を入れない。
- 「嫌われてもいい」と思えるようになった。
特に効果が大きかったのは、
「嫌わてもいい」と思えるようになった事。
皆に好かれよう、頼られる存在になろうなんて、
所詮無理な話です。
勝手に背負っていた「都合のいい人」
の看板を下ろし、ベッコベコに
壊したら、人生楽しくなりました。
私には、私を頼ってくれる子供たちと、
夫がいます。
(夫は甘えたがりの性格)
家族に対して笑顔でいられる人生を
選んだら、自然と「都合のいい人」から
卒業していました。
他人からの「いい人評価」なんて、
なんにも役に立たないです。
大切なのは、自分がどう生きたいか。
本当に守りたい人のために
生きることをしてみませんか?
過去に「ママ友との会話を辞めた」
記事も書いています。
皆さんもはじめよう!「都合のいい人」の辞め方

「都合のいい人」って、
正直自分も居心地がいいんです。
周囲から頼りにされるし、
自己肯定感が保たれるからです。
ただ、その引き換えに
失うものもたくさんあることに
気づいて頂けると嬉しいです。
下のリストは、私が実際に行った
「都合のいい人」を辞めるための行動例です。
別に「嫌な人になれ」と言っているのでは
ないですからね。
皆さんが持っている「やさしさ」を
自分のために使って欲しいのです。
限りある人生を、濃く豊かなものにするために、
何かヒントになったらなと思います。
- まずは自分の部屋を見渡しましょう。掃除が出来ていなかったり、片付けが進んでいない場合、誰かの「都合のいい人」になっているせいで生活が乱れているかも。
- スケジュール表を見返しましょう。「誘われたから」「頼まれたから」の予定をチェックし、再度自分の気持ちに向き合いましょう。キャンセルしても大丈夫ですよ!
- 友人との会話、本当に楽しい時間ですか?誰かのうわさ話や、ネガティブな話に付き合う時間なら、その友人ごと距離を置いてみましょう。その人は友人ではない可能性があります。
- とりあえず行く飲み会、必要ですか?その時間とお金で、自分を満たす行動が出来るかもしれません。回数を減らしても誰にも怒られません。
- 周囲の人から嫌われたところで、人生特に大きな変化はありません。大切なのは、どこに向かって生きていくかです。皆さんは、皆さんの思う豊かな人生を歩んでいってほしいです。
まとめ

今回は、誰かの「都合のいい人」に
ならないための方法をお伝えしました。
まずは、誰かの「都合のいい人」
になっていないか、振り返ってみてください。
その状況に特に不安も不満もない場合、
無理に辞める必要はないと思います。
考えは人それぞれですし、
かつての私も「都合のいい人」
にやりがいを感じていましたから。
もし、「ちょっと無理してるかも」
と感じるようになったら、
またこの記事を見返して頂けたらと思います。
暇つぶし要員になっている現状に
危機感をお持ちの方は、
少しずつ状況がいい方向に
向かうよう、願っています。
40年生きてみて、
過去を振り返る事の大切さを
痛感しています。
その時自分はどんな気持ちだったのか、
どんな理由から行動したのか、
今後自分はどんな人生を進みたいか。
毎日忙しく過ごしている方にこそ、
この記事が目に留まっていただけたら幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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