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中高一貫校という『優しい閉鎖空間』の正体~転勤族の気づき

子育て
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たれめしってどんなブログ?

ご覧いただきありがとうございます。
たれめしブログは40代2児夫婦が運営するブログです。

・データ分析が大好きな理系サラリーマン夫
・料理大好きな器用系妻と、2人の小学生男子の4人家族。

全国転勤をしながら、日本中を「暮らして旅する」家族です。
ふるさと納税の量コスパランキングの他、返礼品レビューや生活術を発信中です。

この記事を3行でまとめると

  • 中高一貫校は、学校独自の約束事に6年間縛られるデメリットがある
  • 転勤族になり、「肩書」や「長く同じ場所にいる人」への過剰な恐れはなくなった
  • 新しい世界に飛び込むことを恐れない子供たちに、成長を感じる

中学高校の多感な時期を振り返り、
過去の自分と向き合う事の大切さを
以前記事にしました。

今回は中高6年間同じ学校に通う
「環境コスト」について
お伝えします。

皆さんによく読まれている記事はこちらです。

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中高6年間の過ごし方について関心のある方、いらっしゃい

こんな方におすすめの内容です。

  • 中高一貫校への進学を検討している、または現在通わせている保護者の方
  • 「長くいる人が偉い」という職場の空気や地域の風潮に、息苦しさを感じている方
  • 転勤や引越しなど、環境が変わることに不安を感じている方
  • 過去の理不尽な経験を、どう自分の中で消化(昇華)すればいいか探している方
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中高6年間の「優しい閉鎖空間」を振り返る

記事を書こうと思ったきっかけ

夫の転勤に伴い、全国各地を転々と
引っ越しする生活を送っています。

「移動」が当たり前の日常を過ごす中で、
私の中から少しずつ消えたものがあります。

それは、特定の場所やコミュニティに
対する過剰な「執着」でした。

どこへ行っても、新しい視点に出会える。

その風通しの良さを感じる今、
ふと思い出す風景があります。

それは、私が中高6年間を過ごした
私立学校のことです。

当時は「勉強に集中できる最高の環境」
だと信じて疑いませんでした。

しかし実はとても、閉ざされた世界でした。
「先生をもてなす場」だったからです。

先生に必要以上に気を遣い、床に膝まずく
事を強いられた友人達の姿を思い出します。

転居を繰り返し、いつも「新参者」の立場
に立っている今こそ。

長期間同じ場所に居続ける「環境リスク」
を考えるようになりました。

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私立の先生は異動がないから、「長く働く=偉い」の風潮がある

私立の先生は、自ら退職しない限り
長期間の勤務が可能です。

母校も30年以上勤続する先生が、
歴代校長を勤めています。

素養があるかは別として。

「長く働いているから偉い」と
いう学内のルールが原因です。

身近に置き換えてみても、
こういう風潮はよくあります。

「同じ職場で長く働く先輩のご機嫌取りが大変」
「長く住んでいる住民が偉そうにしている」

転勤族になって、たくさんの
地域の価値観に触れました。

尊敬できる人、素敵だなと思う人
に、勤続年数や居住年数なんて
全く関係ありません。

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私立の中高で「先生をおもてなし」し続けた6年間

先生の話を聞く時、生徒は床に片膝を付くルール

先生にとって服従を示す人が「デキル部員」の証

プロポーズの画像

床に片膝を付くポーズは、
日常生活ではほとんど見ません。

母校の運動部は、顧問の先生に
報告や相談をする時、独特の
「作法」がありました。

椅子に座っている先生の横に行き、
スッと床に片膝をつくのです。

先生の目線よりも低い位置から、
顔を見上げる事が求められます。

それが学内では、目上の人を敬う
「正しい礼儀」と教わりました。

周りを見渡しても、誰もそれを疑問に
思っている様子はありません。

むしろいかに美しく素早くその姿勢を
とれるかが、「デキる部員」の証
ですらあったのです。

こういう「とんでもルール」が
6年間の間に常識になってしまう
怖さを知りました。

転勤族になったことで得た視点

転勤生活のお陰で、「客観的な視点」
が大きく育ちました。

  • 「敬意」と「屈従」の混同 本来敬意は心から湧き出るものなのに、身体的な表現で「強制的に序列を刷り込まれていた」ことに気づいた。
  • 「当たり前」の恐ろしさ 一度コミュニティのルールに染まると、外部から見れば異常なことでも、内部では「美徳」になると思い知った。
  • リスク管理の芽生え もしこれが子供の学校で起きたら?と仮定し、当時の学校がいかに「外の常識」から乖離した特殊な空間だったか認識できた。

私は全国を移動しながら、多様な価値観
を持つ人たちと出会っています。

そこで気づいたのは、
本当の敬意は、膝まずかせなくても成立する
ということです。

対等な目線で話し合える環境は、
風通しが良く、トラブルも隠蔽
されにくいです。

社会に出たら、上司や先輩に
膝を付く事なんて皆無です。

つくづく実用性のない生活を
していたなと思っています。

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バレンタインやクリスマス、クラスでカンパを募り先生に貢ぎ物

職員室で、先生たちは生徒からもらったプレゼントの格付けをし合う

季節の行事も、学内では少し
特殊な意味を持っていました。

例えばクリスマスやバレンタイン。

本来楽しむはずのイベントが、
担任の先生への「忠誠心」を示す
場に変わります。

クラス皆から数百円ずつカンパを募り、
イベント時にお菓子や花束を贈ります。

先生は当たり前のごとく受け取り、
職員室でプレゼントの「格付け」を
し合います。

「隣のクラスはすごい高価なチョコだね」
「他の先生の方が大きい花だよ?」
など、格付け後の感想をクラスで披露します。

ぶしつけに、無遠慮に。

私の担任は、特にプレゼントの
格付けに執着したので大変でした。

先生たちが他のクラスの先生に
嫉妬するって、健全じゃないです。

転勤族になったことで得た視点

以下の結論に至りました。

  • 生徒の私物化 生徒に経済的・心理的な負担(贈り物や気遣い)を強いるのは、明確な公私の混同であると気づいた。先生自身も「同じ場所にとどまる」リスクを負ってしまった。
  • 嫉妬という感情の危険性 「担任が嫉妬してキレる」というのは、感情のコントロールができていない証拠。そんな不安定な人物に、多感な時期の6年間を委ねるリスクの大きさを思い知った。
  • 「移動(転勤)」という救い 今の転勤生活では、そんな「特定の個人への過剰な依存」は起こり得ない。移動があるからこそ、人間関係も健全にリセットされ、風通しが保たれるのだという現状を知り安心した。

当時の担任より年上になった今、
生徒からプレゼントを貰う先生
の気持ちは全く分かりません。

親のお金で買ったプレゼントを
格付けするなんて、憤りさえ
感じます。

先生も、閉ざされた環境のせいで
判断能力が鈍っていたのかなと
哀れに思います。

全国を巡る今の私が知っているのは、
本物の信頼関係に『膝まずく姿勢』も
『高価な貢ぎ物』も必要ないと
いうことです。

私立学校って、学費や制服代の他に、
「見えない出費」が沢山あります。

「貢ぎ物文化」、無くなって欲しいです。

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移動し続ける人生で知った「環境リスク」

「6年間集中して勉強できる」以外の様々な環境リスクを知る

現在お子さんが中高一貫校に
通われている方。

数年後の受験に向けて、毎日
勉強に励むお子さんをお持ちの方。

お子さんたちの頑張りに、心から
尊敬し、エールを送ります。

私は中高の6年間を私立学校で
過ごした中で、恩恵も沢山
受けました。

ただ、6年間同じ環境に居続ける
リスクを「正しく恐れる」ことが
必要です。

「自分の頭で考える」ことを
6年間続けて欲しいです。

「この先生、大人として尊敬できる?」
「学校を外から見たらどう感じるかな?」

親子で常に考える余裕を持ってください。

閉鎖された環境を楽しみ、工夫する
強さをお子さんが持てるかも知れません。

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「常に変化する環境」を面白がれる人生を

環境の変化は怖いですか?

新しい人との関係性を作るのは、
今でも緊張します。

「授業参観中に親の私語が多い学校だ!」
「この職場、独自ルールを押し付けてくる」
など、不本意な出会いもありますが…

その1つ1つの経験は、確実に
家族4人の心を強くします。

定期的に人が入れ替わり、
場所が変わるからこそ、
組織のガバナンスだけでなく
個人の自由が保たれます。

息子たちは数年おきの転校で、
「世の中の広さ」
「学校ごとに違うルールの存在」
「それらを乗り越えて楽しむしたたかさ」
を知り、強くなりました。

「移動する人生」は、
子育てにも良い影響がありました。

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価値観の変化や方向転換を楽しもう!

知らず知らずのうちに
『学校の価値観に染まった自分』
のせいで、中高6年間はあまり
前進出来ませんでした。

物事の基本的な考え方
(=価値観)は、変化したり
方向転換していいんです。

まさに「日常世界の外」に飛び出す
瞬間なのですから。

苦しかったり悩ましいですが、
それも楽いものです。

転勤族となり、引っ越し続ける
今の生活は、昔の私から見れば
不安定に見えるでしょう。

  • 場所や人に過剰に執着しない
  • 自分の軸を育てる
  • 新しい風に吹かれ続ける

そんな人生も悪くないです。

私は前よりずっと自由で、
健全な敬意を誰かに
払えている気がします。

1つの場所に留まることも、
移動し続けることも、それぞれ
メリットとリスクがあります。

大切なのは、今自分がいる場所が
『世界のすべて』だと思い込まない
こと。

その視点を持つだけで、
人生の風通しはぐっと良くなります。

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まとめ

まとめの画像

私も夫も、常に「選択肢を多く持つ」
ことを大切にしています。

今生きている世界の外を知りたくて
しょうがないからです。

心地いい世界から1歩出て、
新しい風に吹かれる人生を
これからも楽しみます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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