小学校のPTA活動、楽しいですか?
私は…結構つらかったです。
今年度、小学校でPTAのくじが大当たりしました。
PTA組織の中のとある「分科会長」になりました。
無理なスケジュールに、連日ひやひやしっぱなしです。
PTA活動の何が辛かったのか、どんな気づきがあったか。
正直にお伝えします。
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PTAでお悩みの方、いらっしゃい
この記事は、以下の方におすすめの内容です。
- これから小学校に入学予定のお子様がいる方
- 小学校のPTA活動で方毎日大変な方
- たれめし家のPTA活動に興味のお持ちの方
PTA活動で感じた違和感
この4月でPTAをやめた方が多い…?
新年度、4月になると「PTA役員決め」のための
保護者会がありますね。
子供の小学校も、4月中旬に行われました。
新しい担任の先生の紹介もそこそこに、
今年度のPTA役員抽選会が始まりました。
今回、前年度と比べて大きな変化がありました。
「抽選の対象外の方」
が、1クラス中15人近くいたこと。
つまり、保護者がガラガラの状態で
くじ引きが始まったのです。
例えば前年度役員をされた方は、
「前年度役員のため今年度免除者」
として黒板に名前が書かれています。
それとは別に、「抽選の対象外の方」
として、クラスの半数近くの名前が
挙がっていました。
それを見た瞬間、
「今年はPTAを退会した方がたくさんいるな」
と想像しました。
小1のクラスも、小3のクラスも同様でした。
おのずと、何かしらの役員になる確率が
上がります。
厳正なる抽選の末(=くじ引き)、
とある分科会長をやることに。
いわゆる「本部の役員」ではありません。
ヒラの「名ばかり会長」です。
それでも、当時は悲壮感もなく、
楽しく取り組んでみたいなと思っていました。
PTAは、小学校の保護者じゃない方がたくさん関わっている⁉
学校には、子供がいつもお世話になっています。
子供のためになるならと、
前任者からの引継ぎも真剣に行いました。
コロナでしばらく無かった
4年ぶりの「PTA関係者の会合」
にも出席してきました。
その時、違和感を感じました。
「会合の来賓で来ている人が、皆おばあちゃん」
だったんです。
何代も前のPTA会長がずらーっと並び、
現役当時の「PTA活動武勇伝」をひたすら
楽しそうに語っていました。
どの諸先輩方も、随分話が長かった印象です。
平日の午前中、お仕事をお休みされている方も
多かったです。
現役で子育てしている保護者からすると、
「一体何を聞かされているんだろう」
と正直思いました。
「ああ、PTAってこういう方が支えてるんだね」
と、すぐに学習しました。
現PTA会長の、絶妙な困り顔が
とても印象深い会合でした。
PTAとは現役の保護者以外の方も
頑張っている組織なんだと、
初めて知りました。
PTA活動、私はつらかったです
鳴りやまない通知音に耳を塞ぎたくなる
そうは言え、せっかく活動に参加するのなら、
楽しく前向きにやりたいなと希望を持っていました。
(この時は)
実際に活動が始まると、それは大変でした。
鳴りやまないスマホの通知音に、
本当に驚きました。
平日休日朝7時台から、夜は日付を超えるまで。
分科会の各グループの連絡がひっきりなしに来ます。
ただ通知が来るだけならいいのですが、
急にボールが飛んできます。
たれめし分科会長は、どのようなお考えですか?
この件について、教頭先生の許可を貰って下さい
円滑な活動のためには、
私自身も全てのメッセージに目を通す必要があります。
結果、一日のうち膨大な時間をPTA活動に奪われました。
どの小学校のPTAもこんな感じなんですか…?
皆さん大変じゃないですか?
私は…早々に心が折れました。
(活動は継続しましたけど)
ブログもろくろく書けなくなりました。
頭がいっぱいになってしまうんです。
上手く力を抜ければよかったのですが。
私には難しかったです。
とにかく忙しい。
学校へも週3で出向き、毎回教頭先生に
頭を下げていました。
あれだけ活動に前向きだった気持ちは、
驚くほど薄れていきました。
私はなにが辛かったのだろう
6月に転勤が決まり、思わぬ形で
PTA活動にピリオドを打つことになりました。
後任者に引継ぎをし、
あっけなく「分科会長」の任務は終了しました。
切れ間なく届いていた通知はなくなり、
平穏な日常が戻りました。
「結局のところ、私は何が辛かったのだろう」
と振り返ります。
一番大きな要因は、
「こんなに大変なのに、誰にもそのことを知られていない」
だったのかもしれません。
PTAの方針で、分科会会長や副会長、PTAのメンバーは
名前を発表しないそうです。
(個人情報保護かな?)
つまり、この3か月の怒涛の毎日は、
誰にも知られず、労いもされず、
ひっそり始まりひっそり終わりました。
人間はやはり勝手なもので、
頑張ったらほめてほしいものです。
同じマンションのママさん達も、
クラスメイトのママさんも、
私(=PTAに参加した皆さん)
の活動を知らないんです。
大変さを共有したり、
気軽に愚痴を聞いてもらう機会が
無かったのが辛かったです。
また、辛かった要因の一つに
「毎回教頭先生に微妙な顔をされる」
もありました。
教頭先生は、
学校内だけにとどまらず、
非常に多くの業務を任されている
ポジションだと認識しています。
その為、なるべく時間を取らないよう、
大事な項目だけを確認してもらいました。
でも…毎回職員室に伺う度に
〇〇分科会のたれめしです!
教頭先生の張り付いた笑顔が印象的です。
PTAの活動は、教職員の方にも
一定の作業時間を頂きます。
「PTA」と並列になっているものの、
「P」と「T」には大きな隔たりがあります。
そのことを認識したうえで、
最低限の確認などをお願いしました。
教頭先生の表情をみていると、
「ああ、やはり負担なんだな」
と思わずにはいられませんでした。
そういうことが重なるたびに、
「PTAって、誰に必要とされているのかな」
と自問し続ける毎日でした。
わざわざ
「私って毎日PTA大変なのー!!」
という気はありませんが。
なんだかとてもむなしく、寂しくなりました。
誰を喜ばす活動なのか、
誰の評価が上がる活動なのか、
思考は止まったままです。
今後のPTA活動について
今回のPTA活動で、
「労働力と時間を奪われている」
と感じるようになりました。
昨日まで何も知らない保護者だったのが、
お偉い先生に講演の依頼をしたり、
業者に見積もりを取ったり…
「今までもやってきたことだから!」
は、励ましの言葉というより
「あなたも同じ苦労を経験してね」
という意味なのだと痛感しました。
いいこともありましたよ。
唯一、同じ分科会のメンバーに恵まれした。
大変ながらも、達成感の大きい仕事をしました。
その点だけは財産になりました。
ですが、今後も頑張りたいかと
問われたら…
すぐに首を縦にすることはできません。
それほど心身ともに負担の大きい
活動でした。
まとめ
今回は、私が体験した「PTA活動」の感想に
ついてお伝えしました。
PTA活動は、昨今「是か非か」とよく話題になりますね。
私の率直な感想としては
「今はお腹いっぱい」
が一番適切な言葉です。
だって、それだけ大変でしたから。
7月に引っ越し、新しい小学校でも
PTA活動はあります。
転入した日に、PTA関連の書類も
たくさんいただきました。
今後私がどのようにPTAと関わりを
持っていくのか、または持たないのか。
機会があったら追ってお伝えします。
今、PTA活動で頑張っておられる
全国の保護者の皆様。
本当にお疲れ様です。
小学校によっては、
夏休み中も草刈りやイベントなどで
活動がありますね。
(前々回住んでいた地域は、小学校の草刈りは
PTAの仕事でした)
私は不器用で力の抜きどころが
分からなかったため、
自分で自分の首を絞める結果となりましたが…
体調に気を付けて、ほどほどに活動を
されることをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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