ご覧いただきありがとうございます。
たれめしブログは40代2児夫婦が運営するブログです。
・データ分析が大好きな理系サラリーマン夫
・料理大好きな器用系妻と、2人の小学生男子の4人家族。
全国転勤をしながら、日本中を「暮らして旅する」家族です。
ふるさと納税の量コスパランキングの他、返礼品レビューや生活術を発信中です。
【結論】小学校のPTA活動で辛かったことはこれだ!
- 「かつてPTA役員だったおばあちゃんOB」の存在感が強く、活動の士気を下げた
- 朝7時から日付が変わるまで、ずっとSNSの通知音が鳴り続けた(生活の多様化が原因)
- やる気のある人とない人をまとめるのは大変
- こんなに忙しく活動しているのに、活動内容が誰にも伝わらない(学校の方針)
- 教頭先生はじめ、学校の教職員からの反応がいつも「付き合わされている感」だった
小学校のPTA活動、楽しいですか?
私は…結構つらかったです。
今年度、小学校でPTAのくじが大当たりしました。
PTA組織の中の、とある「分科会長」になりました。
無理なスケジュールに、連日ひやひやしっぱなしです。
PTAに参加してみて、分かったことがあります。
どんな気づきがあったか、正直にお伝えします。
40代2児の夫婦でブログを運営しています。
最後までお読み頂けると嬉しいです。
皆さんによく読まれている記事はこちらです。
★人気記事★
ふるさと納税を活用して、節約・節税しましょう!
重さや大きさあたりの寄付金額(単価)が安い返礼品を量コスパランキング形式で紹介しています。
PTAの活動についてお悩みの方、いらっしゃい

この記事は、以下の方におすすめの内容です。
- これから小学校に入学予定のお子様がいる方
- 小学校のPTA活動で方毎日大変な方
- たれめし家のPTA活動に興味のお持ちの方
PTAをみんなが嫌がる原因が見えてきた!
この4月でPTAをやめた方が多い…?

新年度、4月になると「PTA役員決め」のための
保護者会がありますね。
子供の小学校も、4月中旬に行われました。
新しい担任の先生の紹介もそこそこに、
今年度のPTA役員抽選会が始まりました。
今回、前年度と比べて大きな変化がありました。
「抽選の対象外の方」(=PTA未加入者)
が、1クラス中15人近くいたこと。
つまり、保護者がガラガラの状態で
くじ引きが始まったのです。
例えば前年度役員をされた方は、
「前年度役員のため今年度免除者」
として黒板に名前が書かれています。
それとは別に、「抽選の対象外の方」
として、クラスの半数近くの名前が
挙がっていました。
それを見た瞬間、
「今年はPTAを退会した方がたくさんいるな」
と察しました。
小1のクラスも、小3のクラスも同様でした。
ということは、自動的に何かしらの役員に
なる確率が上がります。
厳正なる抽選の末(=くじ引き)、
とある分科会長をやることに。
いわゆる「本部の役員」ではありません。
ヒラの「名ばかり会長」です。
それでも、当時は悲壮感もなく、
楽しく取り組んでみたいなと思っていました。
PTAが嫌になる原因①よく知らない関係者が多い、そして出しゃばってくる

PTAに参加したら、皆さんが嫌になってしまう
原因が少しずつ分かってきました。
かつてPTA役員だった方々が、いまだに
小学校のPTAとつながっているからです。
その人たちの扱いが、正直面倒でした。
今回くじで分科会長に当たりましたが、
それほど後ろ向きな気持ちはありませんでした。
もともと幼稚園でも積極的に係を
行ってきましたし、地域の子供会
会長も立候補して活動していました。
子供に関する活動には、一定の理解が
あるつもりでしたし、大変だとは
全く思いませんでした。
ところが、小学校のPTA活動は違いました。
コロナでしばらく無かった、
4年ぶりの「新年度PTA関係者の会合」
に出席した時の事です。

この人たち、どこのおばあちゃん?
明らかにおばあちゃんの年代の関係者が
ずらずらと座っていたんです。
いわゆる元PTAの来賓枠の方々です。
来賓の方々は、PTA相談役や審議委員などの
名前に変わり、数十年に渡って小学校のPTAと
繋がっているわけです。
何代も前のPTA会長がずらーっと並び、
ニコニコしながら挨拶の出番をまっていました。
地域生活委員・見守り隊・母の会など、
皆さんの地域でも同じような方がいませんか?
現PTA会長の挨拶もそこそこに、
来賓のおばあちゃんが次々と話し始めました。
内容は、主に現役当時の「PTA活動武勇伝」です。
どれだけ大変だったか、
大変だけどすばらしいものだったか。
ものすごい勢いで話し始めました。
しかも驚くことに、「私の話は面白いでしょ?」
のスタンスだったのです。
身振り手振りを交え、それは表情豊かに
長々とお話をされていました。
何人も何人もです。
…苦痛でした。
作り笑顔さえ出ないくらい、苦痛な時間でした。
こういう時間が、PTAを皆さんが嫌がる
理由なのだと実感しました。
平日の午前中、お仕事をお休みされている方も
多かったです。
現役で子育てしている保護者からすると、
「一体何を聞かされているんだろう」
と正直思いました。
「PTAって、こういう人が支持してるんだな」
と、すぐに学習しました。
申し訳ないですが、過去の会長などとの
関わり合いは不要だと感じます。
時代は流れ、子育ての標準も日々
アップグレードされています。
教育に関わりたいと思う気持ちは
ありがたいですが、潔く現役世代に
バトンを渡すべきです。
時間はとても貴重です。
人生において、あのおばあちゃんたちの話を
聞かされた1時間は、何も得るものが
ありませんでした。
PTA運営にとって、かつての関係者は
無下に扱えないかも知れません。
ですが今後ますますPTA離れが進む前に、
一度関係性について見直すことを
強くお勧めします。
現PTA会長の、絶妙な困り顔が
とても印象深い会合でした。
PTAが嫌になる原因②熱意がバラバラの人たちとの活動が大変

「参加への熱意がバラバラの人達」と、
賃金の発生しないPTA活動を行うのは大変でした。
何をやるにしても意思疎通に時間が
掛かるからです。
PTAは、基本的に任意団体です。
参加する人の「時間と労働力」を
少しお借りして、学校生活を
よりよくしていく活動を行います。
でも、PTAへの熱意は人それぞれ違います。
毎年何かしらの係を自らやる親もいれば、
クジでいやいや参加する人もいます。
毎日早朝から深夜まで積極的に行動する人もいれば、
意見を聞いてもだんまりの方も多かったです。
「なるべく全員の意見を聞いてから進めましょう」
という本部役員の意向もあり、ただ時間が過ぎて
いくのがもどかしかったです。
「いい意見を迅速に出す方を優先してはダメ」
という考えが、私の中でとても違和感がありました。
「みんなで意見を出し合う」って、
一見とても平和的な考えですが、
実際はそれじゃ仕事が進みません。
リードしてくれる人の熱意まで下げる気がして、
とても申し訳なかったです。
一方で、熱意のない方に活動を促すのは
容易ではありません。
そういう方は「みんなで決めてください」と
いう考えが多いので、そもそも意見をだす気持ちが
低いです。
私はそういう方にこそ感謝します。
いやいやでも、活動を続ける気持ちを
尊重したかったので。
時間だけが過ぎていき、いつも焦って
ばかりでした。
本部役員に相談しても
「もう少し待ちましょう」の一言だけ。
正直、こんな気持ちでした。

意見を出さないっていうのが意見なんだから、むしろさっさと進めていいんだよ!
それよりいいアイデアが出てるんだから、早く行動するのが最善策でしょ?
全国いろいろな小学校のPTAの
ホームページを見ると、
「できるひとが、できるときに、できることを」
と出ています。
あれ、ぜんぜんあてになりません。
出来る人の意見はすぐ反映されないし、
出来ない人がいたら、出来るようになるまで
周囲が待たないといけません。
出来ることをやろうと思っても、
PTAのルールや「おもいやり」という
名のしがらみがまとわりつきます。
私も次第に、活動に疲れてきました。
PTAが嫌になる原因③担当教員が忙しそうで気が引けるから
私の分科会の担当教員は
教頭先生でした。
教頭先生って、とても忙しいですよね。
校長先生に代わって仕事を進めたり、
教員たちからの意見を聞いたり。
教頭先生は、
学校内だけにとどまらず、
非常に多くの業務を任されている
ポジションだと認識しています。
それに加えてPTAの担当にもなっていたんです。
初めて知った時、本当に驚きました。

よりによって学校で1番忙しい教頭先生とやりとりするのか…
私の予想は的中しました。
教頭先生に書類を渡す時、
活動内容の説明をする必要がある時、
活動のために校内の教室を借りたい時、
いつ学校に行っても教頭先生は不在です。
毎回不在を確認するたびに、書類とメモを
残して他の先生に託しました。
たまに運よく教頭先生に会えた時、
先生はどんな表情だったと思いますか?

微妙な顔の後、張り付いたような
笑顔になっていました。
教頭先生の表情をみていると、
「ああ、やはり負担なんだな」
と思わずにはいられませんでした。
PTAの活動は、その性質上教職員の方にも
一定の作業時間を頂きます。
「PTA」と並列になっているものの、
「P」と「T」には大きな隔たりがあります。
こんなことが重なるたびに、
「PTAって、誰に必要とされているのかな」
と自問し続ける毎日でした。
PTA活動を辛いと感じる方への対策方法

PTA活動が辛い時の対策方法①活動しない時間を自分で確保しよう
PTAの活動は、自分で時間を区切りましょう。
離れる時間を設ければ、辛さは軽減するはずです。
私はそれが出来ず、どんどん辛くなりました。
鳴りやまないスマホの通知音に、
四六時中気を取られる生活になったからです。
平日休日朝7時台から、夜は日付を超えるまで。
分科会の各グループの連絡がひっきりなしに来ます。
ただ通知が来るだけならいいのですが、
急にボールが飛んできます。

たれめし分科会長は、どのようなお考えですか?

この件について、教頭先生の許可を貰って下さい
円滑な活動のためには、
私も全てのメッセージに目を通す必要があります。
なるべく早く反応したいという気持ちを
優先した結果、頭の中がPTAで満たされました。
ブログもろくろく書けなくなりました。
上手く力を抜ければよかったのですが。
私には難しかったです。
とにかく忙しい。
学校へも週3で出向き、職員室に
通う日々でした。
今振り返ると、私は頑張りすぎたと
痛感します。
事前にメンバーに「すぐに返信できません」
と伝えた方がよかったと感じます。
連絡を無視できない性格の人こそ、
「PTAから離れる時間」を作るべきです。
PTAはあくまでも任意団体です。
無いと困るものではなく、
あったら少し便利になるものです。
活動に関心が高い人も低い人も、
自分の生活(=人生)はしっかり
確保しましょう。
PTA活動が辛い時の対策方法②上手くできなくても気にしない
自分に与えられた責務が果たせなくても、
気にする必要は全くありません。
なぜならPTAとはそういう仕組みだからです。
命を取られるわけでもないし、
非難される筋合いもありません。
図太く生きていきましょう!
PTAは、個々のスキルが前面に
出てきます。
- 「アイデアを出すのが早くて上手い人」
- 「行動力が半端なくある人」
- 「冷静にミスや欠点を見抜ける人」
- 「メンバーを動かすのが上手な人」
- 「妥協点を見つけてみんなを導ける人」
それまで全く面識のなかった人たちが、
何かを成し遂げる際、うまくいかなくて
当たり前です。
結果的に私は、リーダーとしての責務は
果たせていなかったと思います。
他のメンバーだったら、もう少し
上手くやってくれたかも知れません。
偶然くじを引いた私は、「リーダー」の
肩書きに恐れ、萎縮してしまいました。
「使えない人と思われたくない」
「嫌われたくない」
思いが私の原動力でした。
もっとライトに考えるべきでした。
結局のところ、わたしは保護者の一人です。
偉いわけでも、特別な存在でもないです。
肩の力を抜いて、活動を楽しむのが
PTAの本来あるべき姿なのかなと感じます。
PTA活動が辛い時の対策方法③直接子供のためになる事だけに注力する
どうしても気持ちが落ちるときは、
「直接子供に関われる活動を選ぶ」
のが賢明です。
自分の子供だけでなく、いろいろな
クラスや学年の子供と触れ合う機会は、
PTAならではのかけがえのない時間だからです。
そもそもですが、どの保護者も
「子供たちが健康に楽しく暮らすこと」
を願ってやみません。
「子供が学校でどんな生活をしているか」
は、気になりますもんね。
事故や事件に巻き込まれない為の
活動にも、おおむね関心が高いです。
「道路からはみ出さないようにねー」
「いつも挨拶ありがとうねー」
と会話するだけでも、心が救われるはずです。
PTA活動が楽しめないと感じたら、
なるべく直接子供たちと関わる
係を選びましょう。
以下のような係を選ぶと、
前向きに取り組めるかも。
- 「登下校見守り係」
- 「旗振り当番」
- 「校庭開放当番」
- 「運動会係」
- 「広報係」
反対に、
「○○地区運営委員会」
「会計委員」
「保護者向け講演企画委員」
などは、保護者や地域の大人のみで
活動するためおすすめしません。
自分の性格や、何にやりがいを持つかを
考えることをお勧めします。
※私はくじ引きだったため、それすら
自分で選べませんでした。
ただただ残念です。
PTA活動が辛い時の対策方法④PTAを退会する
PTAは任意団体です。
退会してもいいんですよ。
どうしても辛いなら、
組織から出ましょう。
子育てという人生のステージを、
皆さん自身で輝かせて欲しいからです。
大丈夫!今は退会も珍しくありません。
そもそも非加入者も増えてきました。
面と向かって文句を言う人はいません。
陰で言われたとしても気にする必要はないです。
どんな選択をしても、自信をもって
選べば正解になります。
無理は禁物ですよ!
今後のPTA活動について
私はなにが辛かったのだろう

6月に転勤が決まり、思わぬ形で
PTA活動にピリオドを打つことになりました。
後任者に引継ぎをし、
あっけなく「分科会長」の任務は終了しました。
切れ間なく届いていた通知はなくなり、
平穏な日常が戻りました。
「結局、私は何が辛かったのだろう」
と振り返ります。
一番大きな要因は、
「こんなに大変なのに、誰もその事を知らない」
だったのかもしれません。
PTAの方針で、分科会会長や副会長、
PTAのメンバーは名前を発表していません。
(個人情報保護かな?)
つまり、この3か月の怒涛の毎日は、
誰にも知られず、労いもされず、
ひっそり始まりひっそり終わりました。
人間はやはり勝手なもので、
頑張ったらほめてほしいものです。
同じマンションのママさん達も、
クラスメイトのママさんも、
私(=PTAに参加した皆さん)
の活動を知らないんです。
大変さを共有したり、
気軽に愚痴を聞いてもらう機会が
無かったのが辛かったです。
わざわざ
「私って毎日PTA大変なのー!!」
という気はありませんが。
なんだかとてもむなしく、寂しくなりました。
誰を喜ばす活動なのか、
誰の評価が上がる活動なのか、
思考は止まったままです。
PTAとは、「あなたも同じ苦労をしてね」という呪縛でつながっている

今回のPTA活動で、
「労働力と時間を奪われている」
と感じるようになりました。
昨日まで何も知らない保護者だったのが、
お偉い先生に講演の依頼をしたり、
業者に見積もりを取ったり…
「今までもやってきたことだから!」
は、励ましの言葉というより
「あなたも同じ苦労を経験してね」
という意味なのだと痛感しました。
いいこともありましたよ。
唯一、同じ分科会のメンバーに恵まれした。
大変ながらも、達成感の大きい仕事をしました。
その点だけは財産になりました。
ですが、今後も頑張りたいかと
問われたら…
すぐに首を縦にすることはできません。
それほど心身ともに負担の大きい
活動でした。
追記・新しい小学校ではPTA非加入に決めた
新しい小学校では、PTAに入りませんでした。
転入初日、副校長先生から
PTAの書類一式を渡されました。
このタイミングで、
「前の学校でPTA活動が大変だったこと」
「とりあえず今年度は加入しない」
ことをその場で伝えました。
副校長先生は私の意見を尊重したうえで、
「気持ちが変わったらお知らせください」
とのことでした。
転入先の小学校も、それなりにPTA活動が
盛んなようです。
PTAからの活動報告のお便りで、大体の
内容が理解出来ました。
ただ…自分も参加したいかと考えた時、
まだ前向きにはなれません。
無理に気持ちを奮い立たせて参加する
必要もないかなと感じています。
これから生活する中で、PTAと関わり合いを
持ちたいと感じられるかが大切ですよね。
その時が来たら、改めて加入について
考えてみたいと思います。
まとめ

今回は、私が体験した「PTA活動」の感想に
ついてお伝えしました。
PTA活動は、昨今「是か非か」
とよく話題になりますね。
私の率直な感想としては
「今はお腹いっぱい」
が一番適切な言葉です。
だって、それだけ大変でしたから。
7月に引っ越し、新しい小学校でも
PTA活動はあります。
転入した日に、PTA関連の書類も
たくさんいただきました。
今後私がどのようにPTAと関わりを
持っていくのか、または持たないのか。
機会があったら追ってお伝えします。
今、PTA活動で頑張っておられる
全国の保護者の皆様。
本当にお疲れ様です。
小学校によっては、
夏休み中も草刈りやイベントなどで
活動がありますね。
(前々回住んでいた地域は、小学校の草刈りは
PTAの仕事でした)
私は不器用で力の抜きどころが
分からなかったため、
自分で自分の首を絞める結果となりましたが…
体調に気を付けて、ほどほどに活動を
されることをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
★人気記事★
ふるさと納税を活用して、節約・節税しましょう!
重さや大きさあたりの寄付金額(単価)が安い返礼品を量コスパランキング形式で紹介しています。
コメント