OK(オーケー)ストアのマイルドブレンドコーヒー豆解説【個別記事】

OKストアの特選マイルブレンドコーヒー豆
について、とことん掘り下げます。

コーヒー豆の比較検証記事、たくさんの方にお読み
頂いています。ありがとうございます。

おかげさまでシリーズ化でき、ご紹介したい
豆の種類が多くなってきました。

1記事が６万字を超えたのを機に、
コーヒー豆ごとの「個別記事」を作りました。

より見やすく、読みやすい記事を
目指した結果です。

今まで加筆してきた比較検証記事は、
「まとめ記事」としてリニューアルします。

最後までお読み頂けると嬉しいです。
皆さんによく読まれている記事はこちらです。

OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆が気になる方、いらっしゃい

以下のような方におすすめの内容です。

OKストアの特選マイルドブレンドコーヒー豆の詳細情報

OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆の製造会社について

OK（オーケー）ストアは神奈川県横浜市西区
みなとみらいに本社を置くスーパーです。

「高品質・Everyday Low Price」
を掲げ、「正直すぎる商品説明」でも
話題です。

OKクラブ（カードの発行料200円アプリは無料）
に入会すれば、現金払いで食料品の本体価格から
3％値引きしてくれます

物価高の中、とてもありがたいサービスです。
私も頻繁に買い物に行きますが、
レシートの割引金額を見るたびに
思わずにやけます。

「オーケー特選マイルドブレンド」
はOKストアのPB商品です。

オーケー特選マイルドブレンドは
「アライドコーヒーロースターズ株式会社」
が加工しています。

横浜市都筑区佐江戸町に本社を置き、
東京都大田区仲池上の東京工場で
コーヒー豆の焙煎、加工を行っています。

1972年に創業し、2024年に
「東京アライドコーヒーロースターズ」
「関西アライドコーヒーロースターズ」
が合併して新会社となりました。

元々石光商事の関連会社ですが、
2020年に、石光商事の連結子会社となりました。

石光商事は兵庫県神戸市灘区に本社があり、
コーヒーの他紅茶や加工食品、冷凍食品などを
取り扱う食品輸入商社です。

東京証券取引所スタンダード市場に上場
している企業です。

注目は「挽き方の目安」の記載がある事。
挽き方まで教えてくれるなんて優しいです。

我が家はペーパーフィルターを使っているので、
細挽きで試しました。

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OKストアのオリジナルブレンドは「クリームダウン現象」が起きる

OKストアのPB商品のコーヒー豆は
2種類あります。

もう一つの豆、「オリジナルブレンド」
も飲んだことがあります。

こちらは焙煎浅め、酸味強めとなっており、
私の好みではありませんでした。

（苦みが苦手な方、ライトな味をお望みの方にはおすすめの豆です！）

オリジナルブレンドは味が好みでは
なかったのと、「冷めると濁る現象」
が起こったからです。

調べてみるとよくある事のようです。
初めて遭遇しました。

見た目の濁りが気になるのはもちろん、
味もだいぶ変化してしまいました。
（クリームダウン現象）

深煎りの豆ではこの現象が起きにくいです。

コーヒー豆って、本当に奥が深いです。

コーヒーが濁るのは、コーヒーの成分であるカフェインとクロロゲン酸の中に、低温では溶けにくい物質があり、コーヒー液の温度が下がると、その両者が重なって複合体が出来、それが不規則に集まって固まっていくために濁って見えるというものです。
この濁りを防ぐためには、下記にご注意ください。
(1)　熱いコーヒーが冷めていく段階で濁ってきますので、コーヒーカップや抽出器具をあらかじめ温めてご使用しください。
(2)　抽出する際のお湯の温度が低いと時間を経過しなくても、コーヒーが濁ることがあります。抽出に使うお湯は一度沸騰させ、落ち着かせてからご使用することをおすすめします。
(3)　アイスコーヒーを作るときは、コーヒーの抽出液を氷等で急冷すると濁らずクリアなアイスコーヒーになります。時間をかけて冷ますと濁ってしまいます。

キーコーヒーホームページより引用

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OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆を開封

オーケーの豆は焙煎度高めです。
多少焙煎のムラが見られますが…
それより特筆すべきは「つや」です。

ダントツでギラギラと黒光りしています。
これまでご紹介してきたどの豆より、
テラテラと輝いています。

コーヒー豆の表面が光るのは、
コーヒーオイルがついているからです。

表面が濡れたようにテカテカしている豆、ありますね。

「テカテカしている豆は良いのか、悪いのか？」
と聞かれることは多いのですが、結論から言うと、どちらでもありません。
「濡らしたわけでもないの、濡れてしまった！」
と驚く人もいます。

この濡れたようなテカリは、コーヒー豆に含まれている油で、豆を深く焙煎したときに表面にあらわれることが多いです。逆に浅煎りの豆だと、油が出てくることはほとんどないです。
焙煎を深くすると、豆の繊維がこわれて、内部の油分が表出するのだと考えています。

油が出たからといって、美味しくなくなるということは無いです。逆に出ないから悪いということもないです。

ただ、油が出ている場合、保存缶などが油でベトベトになりますので、豆を入れ替える際にしっかりと拭き取ったほうがいいです。コーヒー油には特有のニオイがありますので、それが新しい豆についてしまいます。稀に、油が表出しやすい豆があり、中煎りぐらいでも油でテカテカになった経験もありますので、一概にすべて深煎りとは言えないのですが、油が浮いている豆は深煎りだと考えてもらって大丈夫かな、と思います。

北浜ポート焙煎所ホームページより引用

深煎りの豆に起こりやすい現象です。
コーヒーオイルがついている豆は、
コクがある証拠です。

一方で表面が油っぽいことが
原因で保存容器が汚れたり、
匂いうつりの可能性があります。

ロピアのキリマンジャロブレンドと並べました。
OKの方が圧倒的につやつやです。
見た目的には一番好きな豆です！

カリタ製の手動ミルで挽きます。

マイルドブレンドを挽きました。
粉にすると意外と色ムラは感じません。

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OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆の抽出

OKストアのマイルドブレンド豆のコーヒーを淹れる

愛用のケトルはパール金属製です。

どのコーヒーも条件を同じにするため、
粉もお湯も同量で検証しました。

カップ1杯分のコーヒーを作ります。

これで比較検証に最適なコーヒーの
完成です。

参考までに…
左がロピアのキリマンジャロブレンド、
右はOKストアのマイルドブレンドです。

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OKストアのマイルドブレンドコーヒーの味の解説

OKストアのマイルドブレンドコーヒーの味覚チャート

OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆の
味の解説をします。

夫婦のコーヒーの好みを基にした、
完全なる個人的な感想ですが、
皆さんにシェアします。

５項目の判断材料を基に
チャートを作りました。

夫の感想は青、私の感想はピンクで
表示しています。

判断材料	説明
苦み	酸味の対極の味、焙煎度が高いほど感じる
香り	香りの強さ
余韻	ひと口飲んだ後の口腔内の様子。キレとは対極の味
酸味	苦みと対極の味。焙煎度が低いと味わえる
焙煎度	コーヒー豆のいり方の度合い。私たちは焙煎度の高いのが好み

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OKストアのマイルドブレンドコーヒー豆の感想

焙煎度はとても高いです。
ですが見た目ほど苦みを感じません。

ビジュアルが強い豆なんですが、
意外と飲みやすいです。

オーケーのマイルドブレンドは、
袋を開けた時から圧倒的な香ばしい
香りがしました。

完成したコーヒーも、焙煎した
香りがこれまでで最も強かったです。

また飲み終わるまで香りが持続しました。

余韻はしっかりあります。
口の中に存在感を残すコーヒーです。

酸味はほぼありません。

オーケーのマイルドブレンドは、
とてもどっしりとしたコーヒーです。

仕事中に飲むというより、
しっかりとコーヒータイムを
取りたい時におすすめです。

お手頃価格のコーヒー豆でも、
こんなに味の種類があるんです。

…皆さんも味比べしませんか？

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まとめ

意外とハードルが低い飲み物なので、
是非コーヒー豆仲間が増える事を
楽しみにしています。

今後も記事を増やしていきますので、
またお立ち寄りください！

最後までお読み頂き、ありがとうございました。