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たれめしブログは40代2児夫婦が運営するブログです。
・データ分析が大好きな理系サラリーマン夫
・料理大好きな器用系妻と、2人の小学生男子の4人家族。
全国転勤をしながら、日本中を「暮らして旅する」家族です。
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10代の頃、背伸びして買った本。
今読むと、全く違う物語に出会います。
書評ではなく、40代の読書習慣で
たくさんの気づきがあったので
シェアします。
最近実家に帰省するたびに、
自室の本棚を整理しています。
25歳まで暮らしていたかつての
私の部屋の本棚には、
小学生~20代前半の「私」が
ぎゅうぎゅうに詰まっています。
43歳になった今手に取ると、
「ずいぶん背伸びして買ったんだな」
「おしゃれな設定に惹かれたんだね」
と苦笑いする一方で…
「あ、この登場人物の行動エモい」
「このセリフ、今のほうがしっくりくる」
と感じることが多々ありました。
年を重ねることで再び出会える、
「読書の楽しさ」を
皆さんも味わいませんか?
最後までお読みいただけると嬉しいです。
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40代の読書習慣に興味のある方、いらっしゃい
こんな方におすすめの内容です。
- 江國香織さんの「きらきらひかる」に関心がある方
- 40代になり、すっかり読書しなくなった方
- 最近実家の本棚の本を手に取っていない方
- 「昔読んだことある」と1度しか読まなかった本がたくさんある方
- 動画サイトやSNSに少し疲れている方
江國香織さんの「きらきらひかる」を20年ぶりに読む
私の読書経歴を振り返る

中学から電車通学を始めたのもあり、
常に鞄に文庫本を入れていました。
休日は大型書店に足を運び、
神田神保町の古本街もよく
通っていました。
今でも実家には文芸書や文庫本が
平積みになっています。
就職や結婚、出産を経て
少し読書習慣から遠ざかっていました。
最近小学生の息子達の読書量が
猛烈に多くなってきました。
子供たちに引きずられるように、
私も読書熱が再燃しています。
我が家の本の置き方はこちらを参照ください。
ビジネス書や哲学の本など、
割と実学系の本を選んできました。
実家に眠る本たちは、
「一度読んだからいいか」
と手にしていませんでした。
ところが…
実家に帰るたびに読み返すと、
新たな発見やセリフへの共感が
増えていたのです。
「もう一度読んだら、楽しいかも」
と思い、かつての私が読んだ本を
持ち帰って読むようになりました。
江國香織さん蔵書リストと作品の魅力
江國香織さんは、特に好きな作家です。
中学生のころから、こつこつ
集めてきました。
以下、私の江國さん蔵書リストです。
カッコ内はお気に入りのタイトルです
- きらきらひかる
- つめたいよるに(ねぎを刻む)
- 泳ぐのに安全でも適切でもありません(うんとお腹をすかせてきてね・動物園)
- 号泣する準備はできていた
- 東京タワー
- 温かなお皿(冬の日、防衛庁にて)
- すいかの匂い
- 江國香織とっておき作品集
江國さんの文章の魅力は、
「ほんのりあたたかくて苦い」
気持ちにされてくれる点です。
先日実家に帰省した際、およそ
20年ぶりに「きらきらひかる」
を読み返しました。
「私はどんな大人になるのかな」
期待と心配が混ざり合った感情で
読んでいたのを思い出しました。
まだ未成年だった私にとって、
「翻訳や医者の仕事」
「結婚」
「性的マイノリティ」
「アルコール中毒症状」
などがちりばめられた内容は、
とても浮世離れしていました。
江國さんの小説を1つ読むたびに、
大人になれるような気がしたんです。
…中二病だと笑われるかも
しれませんね。
43歳になり、一通りの大人の経験を
済ませた今の私が、
昔仲の良かった友人と会うような、
ドキドキを感じてページをめくりました。
10代の私から渡された「読書のバトン」
小説「きらきらひかる」の詳細

「きらきらひかる」は、
お酒好きで不安定な性格の笑子と、
同性愛者で医師の睦月の結婚生活の
物語です。
江國香織さんの1991年の作品です。
1992年に紫式部文学賞を受賞し、
同年映画化もされています。
岸田笑子役を薬師丸ひろ子さん、
岸田睦月役を豊川悦司さんが演じています。
(私、小学生の頃から豊川悦司ファンでした)
睦月の恋人役の紺くんも、とても
魅力的なキャラクターで好きです。
性別や立場を超えた「相手への思いやり」
に溢れています。
ぜひ読んで頂きたいので
詳細は控えますが、描写の一つ一つ
がとても美しいです。
中学生だった私には、十分すぎるほど
大人の世界のストーリーでした。
…でもまだ10代の私には
理解できる心を持っていません。
「お互いに尊重しあう夫婦の物語」
「男女の仲を超えた愛のカタチ」
という感想止まりでした。
「大人って、なんだか素敵」
と夢を見させてくれた大好きな
小説です。
…43歳の私が再度読んだ感想は。
「理想」「期待」だった大人の世界が「手触りのある現実」に
- 「結婚しても孤独は続き、そこが良い」
- 「人を好きになることは自由である」
10代よりもっと静かに、穏やかに
笑子と睦月の生活を見守ることが
出来ました。
文章の一つ一つを、
より現実的に感じられるように
なったからだと思います。
例えば義理の両親との会話の
距離感は最たるものです。
なんの悪気もなく「子供でも作ったら」
と言われるときの心の機微などは、
10代では理解できませんでした。
主人公の2人だけではありません。
登場人物の多くの言動に
一定の理解ができる今こそ、
この物語を読んでよかったと感じます。
柔らかく、時にざらつく言葉に、
同感したり反発できる「経験」が
身に付いてきたようです。
ページをめくる手に、
「立体感」「奥行き」
が感じられます。
10代でこの本を買い、読むことを
判断したかつての私を褒めたいです。
そして43歳で再び読んでよかったと、
心から思いました。
他人と暮らすのはややこしくて深い
結婚しようがしまいが、
子育てしようがしてまいが…
大人が生活するって想像以上に
「ややこしいことばかり」です。
いくら結婚したとしても、
なんでも分かり合える関係なんて
そう簡単に作れません。
小さな痛みはしょっちゅう感じるし、
気が滅入ります。
それでもなお一緒に暮らしたいと
お互いが思えるって…
よくよく考えると奇跡的な
確率だなと感慨深いです。
目に見えない「やさしさ」に
感謝出来る今だからこそ。
この物語をより奥行き深く
読み進められました。
自分を大切に思ってくれる人が
いることのありがたさを、
ふわりと思い出しました。
そういう「人との距離感」を
丁寧にやさしく説いてくれるのが
江國香織さんの魅力です。
なんの特徴のない私の人生ですが、
歩いてきた道も悪くなかったなと
思い出させてくれました。
読書の楽しさを、久しぶりに
感じました。
実家から持ってきた小説は
まだまだあります。
中島らもさんや宮部みゆきさん
など。
機会があったら、また
気づきをお伝えします。
まとめ

名作と呼ばれる小説は
本当にたくさんあります。
かつての私が読んだ作品を通して、
40代の私がこんなに心動かされる
なんて驚きでした。
昔読んだ本はもう読まないと
お考えの方も、最近小説を
読んでいない方も…
「新しい時間の過ごし方」
として10代の頃読んだ本に
手を伸ばすのも悪くないですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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